左から博多華丸、鈴木奈穂子アナウンサー、博多大吉

NHK連続テレビ小説「虎に翼」(月~金曜午前8時)の第87話が30日に放送された。情報番組「あさイチ」MC陣も朝ドラ受けした。

※以下ネタばれを含みます。

あらすじは、逮捕された兄の顕洙(許秀哲)の無実を訴える弟広洙(成田瑛基)。その広洙に傍聴していた小野(堺小春)が思わず声をかけた。小野は、かつて李という朝鮮人の恋人がいて、結婚しようとしていたが、親の猛反対に遭い、別れさせられていた。改めて公平な目で事件を見ようと決める寅子(伊藤沙莉)。わかり合えない人とも諦めずに関係を深めようと踏み込んでいく寅子の姿を航一(岡田将生)は見守っていた。そんなある日のお昼に航一と寅子が喫茶ライトハウスに向かうと、入り口のドアが墨汁で汚され、掃除をしている涼子(桜井ユキ)の姿があった。涼子は月に1度か2度、嫌がらせをされていることを寅子らに伝えた。

博多華丸が「(喫茶ライトハウスで寅子らが食べていたのは)ハヤシライスね。カレーはやらないんでしょうね。ずんどう的には」と朝ドラ受け。博多大吉は「両方やっているような規模ではないような気がしましたね」とコメント。鈴木奈穂子アナウンサーに大吉が「調べたらしいですね」と尋ねると、鈴木アナは「稲さんが言っていた『じょんのび、じょんのび』、新潟の言葉で『のんびり、のんびり』ってらしいですよ。さっき携帯で急いで調べたところによると。いろいろある説のひとつは“寿命が延びる”みたいな、のんびりしよ、みたいなことが書かれていました」と説明した。大吉は「多くの方がボン・ジョヴィと、何のことだろうな、ボン・ジョヴィって」と笑いを誘った。

同ドラマは日本初の女性弁護士で、のちに裁判官となった三淵嘉子(みぶち・よしこ)さんをモデルにした昭和の法曹界が舞台の物語。伊藤はヒロインの猪爪寅子(いのつめ・ともこ)を演じる。

朝ドラ110作目で、三淵嘉子さんをモデルにした半生を再構成してフィクションとして描く作品。「虎に翼」は中国の法家「韓非子」の言葉で「強いものの上にさらに強さが加わる」という意味。

石田ゆり子、三代目J SOUL BROTHERS岩田剛典、松山ケンイチらが出演。尾野真千子が「語り」を担当。よるドラ「恋せぬふたり」で向田邦子賞を受賞した吉田恵里香氏が脚本。主題歌「さよーならまたいつか!」をシンガー・ソングライター米津玄師が務める。

情報提供元: 日刊スポーツ_芸能
記事名:「 鈴木奈穂子アナ「じょんのび」説明に博多大吉「多くの方がボン・ジョヴィと」朝ドラ受け