野口健氏(2015年5月撮影)

アルピニスト野口健氏(50)が28日までにX(旧ツイッター)を更新。パキスタンにある世界第2位の高峰K2(8611メートル)で滑落して安否不明となっている日本人男性の無事を祈った。

野口氏は、30代と40代の日本人男性2人がK2で滑落したとの報道記事を貼り付け、「まさか…」と言及。続くポストで「いや、まさかではない…」と撤回し、「仮に私の知っているあの方々の遭難だとしたのならば、それ相当のリスクを承知した上であえて厳しいチャレンジに挑んでいた。遭難の一報を恐れていた。同じパキスタンのヒマラヤで親しい人を失ったばかり。故に身構えていましたが、誰であれまずは生き延びてほしい」とつづった。

その後、滑落した男性が登山用品販売の石井スポーツに所属する山岳カメラマンでクライマーの平出和也さん(45=長野県出身)と中島健郎さん(39=奈良県出身)だと報じられ、野口氏は「同じくパキスタンの山で平岡さんの遭難があったばかり。世界を代表するトップクライマーのお二人。何が起きたのか、日本にいては分かりませんが、今はただただ生き延びていてほしい…」と願った。

情報提供元: 日刊スポーツ_芸能
記事名:「 野口健氏、K2で安否不明の日本人男性の無事祈る「私の知っているあの方々の遭難ならば…」