東国原英夫氏(2024年1月撮影)

元宮崎県知事の東国原英夫氏(66)が27日、カンテレ「ドっとコネクト」(土曜午前11時20分/正午)に生出演。パワハラ疑惑についての告発をめぐり、職員が相次いで亡くなっていたことが分かった兵庫県の斎藤元彦知事(46)に言及し、問題は「警察案件になる」との見方を示した。

辞職を否定する斎藤知事に、東国原氏は「これだけ県政が混乱している状況で、不信任投票が出る前に潔く辞職し、もう一度出ればいい。出直し選挙で信(任)を問うべきだと思う」と、まず、知事の姿勢に疑問を投げかけた。

問題をめぐっては、昨年のプロ野球優勝パレードを担当していた職員が、4月に亡くなっていたことが新たに判明。県は、プライバシー保護を理由に職員を「療養中」としていたが、7月23日になって、死亡を明らかにした。

一連の問題をめぐる告発文書などによると、優勝パレードにともなって、県は信用金庫への補助金を増額し、企業協力金の形でキックバックしていたという。

これらを受けて、東国原氏は「公務災害認定をされると思う、おそらく遺族は」と指摘。職員の遺族の動きを推しはかった上で「(公務災害認定を)された場合は、お亡くなりになった理由がつぶさに調査される。どういう仕事をして、どうしてこうなったか。パレードのキックバック疑惑、全部がつまびらかになる。これって警察案件になりますよ」と指摘した。

続いて職員の心境を思い「疑惑ではありますが」と告発内容に触れ、「不正を強要されているじゃないですか。一番プレッシャーになるのは、不正を分かっていて、それをしなきゃいけないっていうこと」と思いを及ばせていた。

情報提供元: 日刊スポーツ_芸能
記事名:「 東国原英夫氏、兵庫県の職員死亡「警察案件になる」パワハラ疑惑の斎藤元彦知事に言及