時代劇「水戸黄門」の魅力などを語る由美かおる

俳優里見浩太朗(87)が、8月11日にBS-TBSで放送する特別番組「放送55周年記念 あゝ人生に水戸黄門あり」(午後7時)の取材会をこのほど行い、人気時代劇「水戸黄門」へ出演した思い出や番組の魅力などを語った。約2時間の放送では過去の映像と写真、歴代出演者のインタビューを交えて55年の歴史をひもといていく。【松本久】

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里見以外にも多くの番組出演者が登場する。

▼格さん役の横内正(83) 「初代・格さん」として僕がこの作品に登場したのは、半世紀以上も前になりました。あのころ観てくれていた人たちは、すっかりおじいちゃん、おばあちゃん。さらに、再放送でお孫さんの世代も「水戸黄門」を観てくれていることがあるそうなんです! それほど影響力のある“国民ドラマ”に関わりを持てたことが、とても幸せです。

▼「格さん」役の大和田伸也(76) 青春時代から現在に至るまで、「水戸黄門」は私にとっても非常に大切な作品です。画面がきれいになったデジタルリマスター版が、現在もBS-TBSで放送されておりますので、今まで「水戸黄門」を観たことがなかった方々にも是非ご覧いただき、「こんなにすてきな時代劇があるのだ」ということを知って頂きたいです!

▼「かげろうお銀」「疾風のお絹」役などの由美かおる(73) いつも水戸黄門を観ていただき、本当にありがとうございます。どこに行っても「お銀ちゃん」「お娟ちゃん」と声をかけてくださる方がいて、ありがたいなと思います。これだけ皆さんに愛して頂いているので、私からも皆さんが明るく健康に生きていけるような発信をしていけたらと思っております。

▼「柘植の翔猿」役の野村将希(71) 「水戸黄門」が55周年を迎えました。半世紀を超えましたが、こんな番組は他にはないと思えるほど、素晴らしい番組だと思います。「飛猿」は自分の分身だと思って頑張ってきたので、いまだに皆さんから「飛猿」と認識してもらっているのがすごくうれしいです。これからも津々浦々訪れた際には「飛猿」と呼んでください!

▼「助さん」役の原田龍二(53) 「水戸黄門」のように認知度の高いドラマのヒーロー役は、みんながやりたがると思います。その中で「助さん」役に私を選んでもらえたのは、今でも誇らしく思っています! 私も「水戸黄門」が大好きな視聴者の1人として、「水戸黄門」はこの先もずっと、存在し続けて欲しいと思っています。

▼「水戸黄門」役の武田鉄矢(75) 「水戸黄門」は、日本の時代劇の宝のような作品です。いつも応援してくださり、誠にありがとうございます! 今回の番組を通して、「水戸黄門」の魅力が多くの方々に届くことを心から願っております。

▼「風車の弥七」役の津田寛治(58) 武田鉄矢さんに久しぶりにお会いしましたが、撮影当時から変わらずリラックスできるような、話しやすい空気を作ってくださったのがありがたかったですし、僕もそういうような“先輩俳優”になりたいと思いました。「水戸黄門」は長い間お休み中ですが、終わったわけではございません! 武田黄門はいつかまた帰ってきますので、それまでどうぞ楽しみにしていてください。

情報提供元: 日刊スポーツ_芸能
記事名:「 「水戸黄門」55周年「かげろうお銀」由美かおる どこに行っても「お銀ちゃん」と声がかかる