武井壮(2023年5月撮影)

タレント武井壮(51)がが22日、TOKYO MX「バラいろダンディ」(月~金曜午後9時)に月曜コメンテーターとして生出演。体操女子のパリ五輪日本代表のエース宮田笙子(19=順大)が、発覚した飲酒、喫煙により出場を辞退したことについて言及した。

宮田の指導者に対し「ただの監督不行き届き。そこがまず責任を取るべき、宮田さんを出場停止とか辞退とかさせる前に」と前置きした上で、芸能界の例を引用した。CMに出ている二十歳未満のタレントに飲酒喫煙が発覚した場合、違約金が発生してCMや番組が飛ぶという実例を示し「それぐらいのリスクはあるわけじゃないですか」と語り始めた。

「オリンピックに出るっていうね、多大なる国の予算を使って、強化費用を使って、ナショナルトレーニングセンターやら遠征やらを行っている選手が、そんなルールすら守れなかったら、そりゃ当然外される」と言葉をつないだ。

続けて「僕はそれぐらいでいいと思っているけど、確かに1回したっていうことだけで日本一の選手が代表を外れるというのは衝撃的なことだけど、まずは監督者たちにね、もっと管理しましょうよ」と投げかけた。さらに「せめてオリンピック終わるまで、活動をしている間は飲酒も喫煙もみんなで我慢して、メダルに向かって頑張ろうよって指導しましょうよ」と一気に語った。

日本体操協会はこの日、宮田の喫煙に加え、東京・味の素ナショナルトレーニングセンター(NTC)で飲酒を行っていたことも発覚したと発表。飲酒と喫煙行為は6月末から7月に確認された。今月15日に疑惑が浮上し、18日に緊急帰国。都内で聞き取り調査を実施し、辞退を申し出る結論に至った。

情報提供元: 日刊スポーツ_芸能
記事名:「 武井壮、宮田笙子に「強化費用使っている選手がルールすら守れなかったらそりゃ当然外される」