橋下徹氏(2023年7月撮影)

大阪府知事や大阪市長を務めた弁護士の橋下徹氏が22日、自身のX(旧ツイッター)を更新。体操女子で19歳の宮田笙子(19=順大)が飲酒、喫煙を認めてパリ五輪代表を辞退した問題について私見を述べた。

この問題について「未成年の飲酒・喫煙禁止は未成年を守る為のもので、罰する為のものではないと考えるおいらです」などとつづったひろゆき氏の投稿を橋下氏は引用リポスト。

その上で「団体規律の領域でなければ、俺もひろゆきさんと同意見。それは要約力のない先のツイートに長々と書きました。自宅や街中での喫煙・飲酒であればまあ注意でいいと思います。未成年者禁煙・禁酒はまさに本人を守るためのパターナリズムなのですから。ただ今回は未成年・成年に関わらない団体規律の領域。団体規律にも色々あって、例えば合宿所に他人を連れ込まない、異性の部屋に行かないなど、法律違反にもならないことがいくつもあります」とつづった。

橋下氏は「もちろんやり過ぎはあかんけど、4月にはハンドボールの代表選手が合宿所に他人を連れ込んで活動停止処分になった。俺はこの処分は妥当という考え。団体規律=団体活動の場における規律をどこまで求めるかというところでの考えの違いやね」と持論を展開した。

宮田に向けても「奮起して欲しいし、代表選手としての活動の場以外で喫煙・飲酒して欲しい」とした上で「この議論をきっかけに未成年スポーツで、一部員が喫煙・飲酒・不祥事したから即チーム全体が出場辞退という馬鹿げた慣行が改まることを期待する」と見解を述べた。

情報提供元: 日刊スポーツ_芸能
記事名:「 橋下徹氏、体操宮田笙子の五輪辞退「団体規律の領域」も「馬鹿げた慣行が改まることを期待」