朝ドラ「虎に翼」主演の伊藤沙莉(2024年3月撮影)

伊藤沙莉がヒロインのNHK連続テレビ小説「虎に翼」(月~金曜)22日に放送された81回の平均世帯視聴率が16・8%(関東地区)だったことが23日、ビデオリサーチの調べで分かった。平均個人視聴率は9・7%だった。平均世帯視聴率の最高記録は第60回の18・1%。

日本初の女性弁護士で、のちに裁判官となった三淵嘉子(みぶち・よしこ)さんをモデルにした昭和の法曹界が舞台の物語。伊藤はヒロインの猪爪寅子(いのつめ・ともこ)を演じる。

朝ドラ110作目で、三淵嘉子さんをモデルにした半生を再構成してフィクションとして描く作品。「虎に翼」は中国の法家「韓非子」の言葉で「強いものの上にさらに強さが加わる」という意味。

石田ゆり子、三代目J SOUL BROTHERS岩田剛典、松山ケンイチらが出演。尾野真千子が「語り」を担当。よるドラ「恋せぬふたり」で向田邦子賞を受賞した吉田恵里香氏が脚本。主題歌「さよーならまたいつか!」をシンガー・ソングライター米津玄師が務める。

あらすじは、寅子(伊藤沙莉)は航一(岡田将生)が行きつけにしていた喫茶ライトハウスに連れて行ってもらった。その店の中に目を移すと、涼子(桜井ユキ)と車いすに座る玉(羽瀬川なぎ)の姿に驚いた。2人は店を経営しており、寅子は14年ぶりの再会を喜んだ。涼子らはこの場所で、昼は喫茶店、夜は高校生に勉強を教える塾を開いていた。さらに塾には、山の境界線をめぐる民事調停で関わった森口(俵木藤汰)の娘の美佐江(片岡凜)の姿もあった。その後、家に帰った寅子。するとそこには以前に花江の実家でお手伝いをしていた稲の姿。この日、2度目の驚きとなった。寅子と稲が昔の話で盛り上がっていると、優未(竹澤咲子)からは学校で友達がいないことを知らされた。

情報提供元: 日刊スポーツ_芸能
記事名:「 伊藤沙莉、NHK朝ドラ「虎に翼」16・8% 寅子が14年ぶりの再会…家に戻って2度目の驚き