ナジャ・グランディーバ(2018年8月撮影)

ドラァグクイーンのナジャ・グランディーバ(50)が19日、パリ五輪(オリンピック)日本代表で主将に選ばれていた女子エースの宮田笙子(19=順天堂大)が代表行動規範に違反した疑いについて言及した。

日本体操協会は19日、都内で緊急会見を開き、宮田が事前合宿地のモナコから帰国した件について説明を行った。宮田はパリ五輪の出場を辞退する。喫煙の疑惑が浮上していたが、ナショナルトレーニングセンターで飲酒を行っていたことも加えて明かされた。飲酒と喫煙行為は6月末から7月に確認された。

ナジャは「期待されていた選手ですしメダルも取れるんだろうなっていう選手でもあったでしょうから。本当にショックはショックなんですけど、主将も務めていたわけじゃないですか。チームの他の選手たちはどういう心情なのかなっていうことがオリンピックに向けてちゃんと集中できる状態に、メンタル面とかケアが必要なのかなと思いますね」と話した。

その上で「もし周りのスタッフ、コーチの人たちが飲酒だったり、喫煙していることを知っていたとしたら、なぜモナコに行かしたのかな。事前に『そんな人はメンバーは入れませんよ』っていう風にできた気もするんですけど、それを分かっててモナコに行きます、オリンピックに出ますってなって、また日本に戻ってきているわけでしょ。なぜメンバーに入ったのかなってのも気になります」と話した。

情報提供元: 日刊スポーツ_芸能
記事名:「 ナジャ、宮田笙子パリ五輪出場辞退に「周りの人が知っていたとしたら何故モナコに行かしたのか」