舞台「SLEUTH/スルース」=2024年7月18日の初日を迎えた戸塚祥太(左)と升毅

A.B.C-Z戸塚祥太(37)が18日、東京・よみうり大手町ホールで、舞台「SLEUTH/スルース」の初日を迎えた。体調不良のため活動休止中のメンバー橋本良亮(31)の代役として急きょ出演が決まった。「彼にはしっかり休んでいただきたいので。ここは僕がサポートさせていただきます、ということでステージに立たせていただきます」と心境を語った。

この日朝、橋本から「初日おめでとうございます」とメールをもらったという。「大変だと思うのに、わざわざ連絡してくれて。『頑張ります。わざわざ連絡くれてありがとう』と伝えました」と明かした。「昨日急に緊張が来たんですけど、朝メールをもらったおかげで、少しほぐれてきた。彼も一緒というか。彼も自分の現状と戦っていますから。僕も大先輩の升(毅)さんの胸に飛び込んでいこうと思いました」と感謝した。

同作は俳優升毅(68)との2人劇で、男同士がわなを仕掛け合うミステリー。「出演者が2人しかいないので、半ばヤケになることもあります」と笑いつつ、「バーサス、というかゲームの試合のようになっていると思うので、舞台の上で火花を散らしていければと思います」と意気込んだ。

升は戸塚の印象について「おとこ気を感じます。はっしー(橋本)からとっつーに変わって、彼のために俺が、って背負ってくれたり。すてきだなって思います」と称賛した。「僕のところにも、朝はっしーから連絡がきて。やるのは僕ら2人だけど、はっしーも関わってくれているなって思う」と橋本を思いやった。

橋本は6月24日に活動休止を発表。「日々の生活の中で襲ってくる目まいや、激しい動悸(どうき)や気分の落ち込みなど、今の自身の身体ではいいパフォーマンスが出来ないと思いこの様な決断をとることにしました」とし「関係者の皆さま、ファンの皆さま、ご迷惑をおかけしますこと大変申し訳ございません。一刻も早くステージに立つことが出来るよう、治療に専念していきたいと思います」と伝えていた。

情報提供元: 日刊スポーツ_芸能
記事名:「 A.B.C-Z戸塚祥太、橋本良亮の代役舞台初日に「彼にはしっかり休んでいただきたいので」