虫明洋一MBSテレビ社長(撮影・阪口孝志)

MBSテレビの虫明洋一社長(62)が17日、大阪市の同局で、夏季社長会見に出席し、ダウンタウン松本人志に対する「週刊文春」の一連の報道を巡り、自身の考えを示した。

松本の代理人を務める田代政弘弁護士が12日、所属する法律事務所のホームページで、日本テレビ系情報番組「情報ライブ ミヤネ屋」の内容に「不適切な偏向報道及び事実に反する内容の報道があったことを確認しました」「松本氏の名誉権の侵害を助長する内容」などとして、同番組を制作する読売テレビへ抗議文を送ったと発表した。

MBSテレビでも、夕方の情報番組「よんチャンTV」などで社会ネタやエンタメを扱うこともあるが、虫明社長は「芸能ネタとか社会ネタとか別にして、きちんと自分のところで情報の真偽を確認しないとダメですし、うわさ段階で報じるのはメディアは強力な力を持っていますので、いたずらに誤った情報を拡散するのは慎まないといけない」との考えを示した。

また、4月に始動したSTARTO ENTERTAINMENTのタレント起用については「各番組が個々の能力やキャラクターを見て選んでいる。事務所と所属タレントの問題は切り離して考えている。視聴者最優先で、有益かつ楽しい放送を届けるために必要だと判断すれば、事務所、所属に関係なく起用していく」と改めて従来通りの考えを示した。

STARTO社とも連絡は取り合っており、「被害者補償は丁寧になされている印象。齟齬(そご)があれば意見していくという姿勢は変えていない」と話した。

情報提供元: 日刊スポーツ_芸能
記事名:「 MBSテレビ社長「真偽確認を。メディアは強力な力を持っている」松本人志の文春報道巡り