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「本作長義」と「山姥切国広」は、その姿が非常に近しいことから、本歌(本作長義)と写し(山姥切国広)であると伝わり、双方が今日まで現存しつつ、ともに重要文化財に指定されている唯一の存在。
「本作長義」を主君より拝領した足利長尾家6代当主・長尾顕長がそれを名誉とし、刀工・国広にその旨の銘文を刻ませ、また「本作長義」の写しとして作らせたのが「山姥切国広」だと考えられています。
顕長の所持からおよそ100年後、「本作長義」は尾張徳川家の所蔵となり今日まで名古屋に、「山姥切国広」は2024年に作刀の地とされる足利市で継承されることとなりました。
この2振がそれぞれのゆかりの地である、名古屋市と足利市で同時展示される今回の企画では、刀剣の歴史と文化が幅広い層に向けて発信されます。
2025年2月8日(土)~3月23日(日)の期間に、足利市立美術館(栃木県足利市)にて特別展「山姥切国広展」を開催。
見どころは「本作長義」と「山姥切国広」が約435年の時を超え、足利の地に相並ぶことはもちろん、刀工国広にスポットを当てその軌跡を、国広ゆかりの刀剣とともに紐解いていきます。
特別展「山姥切国広展」概要
名称:山姥切国広展
開催日程:2025年2月8日(土)~3月23日(日)
場所:足利市立美術館(栃木県足利市通2丁目14-7)
2025年6月14日(土)~9月7日(日)の期間に、徳川美術館(愛知県名古屋市)にて特別展「時をかける名刀」を開催。
徳川美術館の所蔵する国宝・重要文化財などの名刀、約60振を総ざらいする大規模な刀剣展です。
複数の天下人に愛された、あの戦で使われたなど、名刀ならではの“物語”に着目することで、由緒と造形美の両面から刀剣をお楽しみいただけますよ。
「本作長義」は通期、「山姥切国広」は前期日程(2025年6月14日(土)~7月27日(日))にて紹介されます。
特別展「時をかける名刀」概要
名称:徳川美術館・蓬左文庫開館90周年記念夏季特別展「時をかける名刀」
開催日程:2025年6月14日(土)~9月7日(日)
※うち、前期にあたる6月14日(土)~7月27日(日)に「伯仲燦然」を実施
場所:徳川美術館(愛知県名古屋市東区徳川町1017)
徳川美術館と足利市の相互貸与による2振同時展示企画開催を記念して、『刀剣乱舞ONLINE』とのコラボレーションも実施決定しました。
コラボバージョンの伯仲燦然キービジュアルには、刀剣男士・山姥切長義と山姥切国広の2振りが登場しています。
本作長義(以下58字略)と山姥切国広が同時展示されたのは1997年「日本のかたな-鉄のわざと武のこころ-」以来だと思うので28年振りの邂逅になりますね
伯仲燦然素敵な展示になりそう—昨一 (@sakuichi58) August 29, 2024
これからの各本丸の長義くんとまんばちゃんは「伯仲燦然」という輝かしい名前の展覧会で1ヶ月弱一緒に展示された経験がある仲になるんですよ
伯仲推しの審神者、息してますか
—たかはし (@stg_taka) August 29, 2024
本作チョギの重要文化財指定記念日に「偽物くんがこの度改めてお披露目になるよ……俺とね」ってなるのがヤバ過ぎてヤバ過ぎる
(妄想多めオタク)
( ゚∀゚)o彡゜伯仲燦然!伯仲燦然!
—NEGIOZy (@YyarashiinaY) August 29, 2024
ありがとう伯仲燦然 ありがとう伯仲、この世に残存していてくれて ありがとう伯仲、この世に本歌と写しという関係で在ってくれて ありがとう伯仲燦然 ありがとう(どこに向けたか分からない感謝)
—🟥⚔️みなせゆい⚔️🟥 (@2water6box2) August 29, 2024
マジでお前たちの死(伯仲燦然及び刀剣乱舞コラボ)が来たぞじゃん…新人審神者の私でもとち狂ってるんすよ…歴戦の審神者の皆様は息してるんか?????私はだいぶ死んでる
—血桜@いつも叫んでる人 (@tizakura_nemui) August 29, 2024
本発表に対し審神者からは「ありがとう伯仲燦然」「素敵な展示になりそう」といった歓喜の声が寄せられました。
詳細については随時お知らせされますので、どうぞご期待ください。
本展の開催地は愛知県名古屋市と栃木県足利市となっています。
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