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『テニスの王子様』は、許斐剛先生による漫画作品です。
テニスを題材としたスポーツ漫画で、主人公・越前リョーマが青春学園中等部に入学し、仲間たちとともに全国大会優勝を目指す物語。
集英社「週刊少年ジャンプ」にて1999年32号から2008年14号まで連載。
その後、2009年3月から集英社の月刊漫画雑誌「ジャンプSQ.(スクエア)」にて続編の『新テニスの王子様』が連載中。
単行本は2024年2月現在、『テニスの王子様』は全42巻、『新テニスの王子様』は40巻まで発売されています。
そんな『テニスの王子様』ですが、実は「キャラソン」の先駆者でもあり、2020年3月時点で約900曲のタイトルが発売。
ここまで多いと全てのキャラソンを把握している方はなかなかいらっしゃらないのではないでしょうか。
今回は数多くのキャラソンの中から、編集部が選んだ「トンチキキャラソン」を15個ピックアップして紹介していきます。
「キャップと瓶」は青春学園中等部 男子テニス部からなるユニットで、菊丸英二・乾貞治・河村隆・桃城武・海堂薫の5名で結成されています。
こちらの「おめっとサンバ♡」は日常でよくある失敗談が歌詞に入っていたり、途中でラップを挟んでいたりと聴いているだけでクスっと笑ってしまうような楽曲。
テンポも良く、聴き終わった後は元気になっていること間違いなしです。
「GO!GO!眼鏡‘s」は青春学園中等部3年の手塚国光・乾貞治、氷帝学園中3年の忍足侑士による楽曲。
名前の通り普段「メガネ」を掛けた3人が歌っており、少し懐かしさを感じる曲調とテンション高めな歌詞を比較的低音の3人が歌っているのが印象的。
こちらの曲は忍足侑士を演じる声優・木内秀信さんが作詞・作曲を手掛けていることもポイントです。
メガネ好きにはたまらない?!楽曲をぜひチェックしてみてください。
「や・き・に・く」は、原作者・許斐剛先生が命名した新ユニット「トング隊(田仁志慧・知念寛・樺地崇弘)」による楽曲で、マーチにのせて歌う3人や焼き肉をテーマにした歌詞が面白いキャラソンです。
樺地の名台詞「ウス」も聴けますよ。
こちらはテニスの王子様 OVA 全国大会篇 Final Vol.0「焼肉の王子様」や原作コミック38巻・39巻を読んでから聴くとさらに楽しめます。
ぜひ一度聴いてみてくださいね。
「貴一の早口言葉」は柿ノ木中3年・九鬼貴一が歌う楽曲。
歌……というよりは早口言葉をひたすら唱えている歌詞が特徴的で、公式からも「迷曲」といわれているキャラソン。
聴いた後に歌詞を見ながら、早口言葉を何回言えるか試してみるのもおすすめ。
ちなみに九鬼貴一を演じている声優・竹本英史さんは立海大附属中3年・柳蓮二も演じています。
「MEBACHIKO」は関西弁を話す氷帝学園中3年・忍足侑士が歌う楽曲。
曲中に何度も出てくる「めばちこ」とは「ものもらい」のことで、関西地方でよく使われる言葉。
サビのリズムが印象的で、その歌いやすさからついつい口ずさんでしまう楽曲です。
忍足侑士の日常を感じることができる歌詞にも注目してみてくださいね。
「チャームポイントは泣きボクロ」は、氷帝学園中3年の「跡部様」こと跡部景吾が歌う楽曲。
『テニプリ』を知らない方でも、この曲や跡部景吾については耳にしたことがある!という方が多いのではないでしょうか。
恋愛や面白要素が詰まった歌詞や、一度聴くと忘れられない曲調は『テニプリ』屈指の名曲でファンから長く愛されています。
宍戸・鳳など氷帝メンバーの掛け合いもポイントですよ。
一緒に「氷帝コール」がしたくなる楽曲をぜひチェックしてみてください!
「鉄板ソング」は、四天宝寺中3年・金色小春と一氏ユウジによる楽曲。
ポップな曲調や金色と一氏のノリの良さが溢れている歌詞は、聴いていると明るい気分になるキャラソンです。
2011年に開催された「テニプリフェスタ2011 in 武道館」で披露され、CDも発売された「More鉄板ソング」もぜひ聴いてみてくださいね。
「やれ!Do it!!」は、下克上を座右の銘とする氷帝学園2年・日吉若と氷帝学園3年・宍戸亮による楽曲。
「筋トレ」をテーマにした歌詞やノリの良い曲調が印象的で、サビや「氷帝DANCEで凍らせて!」の部分は踊りたくなること間違いなし。
一度聴くとクセになる楽曲です。
2016年に開催された「テニプリフェスタ2016~合戦~」で歌われたことで一躍有名になった曲は、ランニング中に聴くのがおすすめですよ。
「青き炎」は、バンダナを巻いた姿が特徴の青春学園中等部2年・海堂薫が歌う楽曲。
最初の「ラケット忘れたけど 相手の選手もラケット忘れた」というテニスらしからぬ歌い出しから、いきなり焼き肉に関する話題に早変わりする歌詞は、ある意味本記事で一番トンチキなのでは?と思えるキャラソンです。
『テニプリ』では他にも曲名がかなり似ているキャラソン「青い炎」があり、こちらもファンに人気がある名曲ですのでぜひ一度聴いてみてください。
「月刊プロテニス ~真田弦一郎編~」は立海大附属中3年・真田弦一郎と雑誌「月刊プロテニス」の編集者・井上&芝による楽曲。
井上&芝が真田を取材する様子を曲にしたキャラソンで、真田の信念やお馴染みの名言「よしんば」などが歌詞に入っているのも特徴です。
「突撃!月刊プロテニス」は真田の他に幸村や手塚も歌っており、それぞれ歌詞が違うため気になる方はこちらもチェックしてみてくださいね。
「沖縄そばの歌」は、沖縄・比嘉中のメンバー(木手永四郎・甲斐裕次郎・平古場凛・知念寛・田仁志慧)による楽曲で、沖縄民謡歌手・前川守賢さんの曲をカバーしたもの。
「チュールチュルチュル」という歌詞がクセになる楽曲で、沖縄らしい音楽が魅力。
こちらは沖縄ソングをカバーしたミニアルバム「美ら唄」に収録されているため、比嘉中ファンや沖縄を感じたい方は必見です!
「カブリエル白書」は、基本に忠実な「パーフェクトテニス」が武器の四天宝寺中3年・白石蔵ノ介が歌う楽曲。
自身が飼っているカブトムシ・カブリエルについて綴られた歌詞が特徴的で、カブリエルのために夏場でも暖房を付けたりと努力を欠かさない白石の愛の深さが伺えます。
歌詞だけみるとラブソングだと勘違いしてしまいそうになる部分もありますが、それはカブトムシに宛てたものであるため勘違いすることのないようご注意を。
白石は他にもさまざまなキャラソンを出しているため、気になった方はぜひ聴いてみてくださいね。
「俺の日本海」は、立海大附属中3年・柳蓮二が歌う楽曲。
こちらの曲はなんと「演歌」!!!
テニスとは全く関係のない楽曲や歌詞は、一周回ってトンチキキャラソンだということを忘れてしまう名曲。
普段とは違う、変わった楽曲を聴きたい方はぜひ一度聴いてみてください。
「バナナの涙」は青春学園中等部3年・手塚国光と立海大附属中3年・真田弦一郎による楽曲で、1986年に発売された「うしろゆびさされ組」の曲をカバーしたもの。
普段は厳格な2人が歌うとは思えない選曲は、ファンの間でも衝撃が走りました。
可愛らしい歌詞と2人の普段とのギャップに注目してみてください。
手塚・真田は他にもカバー曲「象さんのすきゃんてぃ」や「淋しい熱帯魚」を歌っているため、気になった方はぜひ調べてみてくださいね。
「π(パイ)」は、データテニスと得意とする青春学園中等部3年・乾貞治が歌う楽曲で、なんと歌詞全てが円周率という恐るべきキャラソンです。
歌っている……というよりは唱えている……?と表現するのが正しいのではないでしょうか。
勉強中のBGMとして流したら逆に集中できるかも?!
今までにないトンチキさを求めている方は、ぜひ聴いてみてください。
本記事では数多くのキャラソンを発売している『テニプリ』のトンチキキャラソンについて紹介しました。
筆者のお気に入りは、ランニング中のお供としても最適な「やれ!Do it!!」です。
『テニプリ』は他にもさまざまなキャラソンがあるため、みなさんのお気に入りの曲をぜひコメント欄にて教えて下さいね。