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原作コミック1巻第1話「冒険の終わり」
ヒンメルの葬儀のときのフリーレンの言葉。
クールな印象の強いフリーレンが、顔を歪めて涙を溢れさせる姿に胸が痛くなる名シーンです。
このときの激しい後悔をきっかけに、フリーレンは「人間を知るための旅」に出ることになりました。
原作コミック1巻第2話「僧侶の嘘」
フェルンに自分の死を見せまいとするハイターに対して、フリーレンが言った台詞。
長い時を生きるエルフであり、これまで多くの「別れ」を経験し続けたフリーレンだからこそ、この言葉がより重く響きます。
原作コミック1巻第3話「蒼月草」
ヒンメルの故郷の花である「蒼月草」の花畑で彼の銅像を飾るために、フリーレンは「蒼月草」を探します。
この台詞は、その最中、フェルンに「何故魔法を集めているのか?」と尋ねられたときのもの。
ささやかなひと言が、時にそれを受け取った人の人生を変えることになる――そんな、人と人が関わることの不思議な巡り合わせも感じる言葉です。
原作コミック1巻第3話「蒼月草」
「一人で生きていける力さえ手に入れば、魔法じゃなくてもなんでもよかった」と言ったフェルンに対して、フリーレンが言った台詞。
きっぱりとした言葉に、フリーレン自身の魔法への愛情も感じます。
原作コミック1巻第6話「新年祭」
ヒンメルたちと見られなかった新年祭の朝の日の出を、徹夜してでも見ると話すフリーレン。
この言葉は、フェルンに「そこまでして日の出が見たいのですか?」と訊かれたときの台詞です。
ヒンメルが、なぜフリーレンに日の出を一緒に見てほしかったのか。その答えは、フェルンと共に日の出を見たことで、明らかになります。
原作コミック3巻第22話「服従の天秤」
フリーレンの魔力を見誤ったアウラに対して、フリーレンが告げた「命令」。
マンガでは、もはや自害することが確定したアウラに興味などないと言うような冷たい表情で背を向ける、フリーレンの姿が印象的でした。
SNSでも大きな話題になった台詞です。
原作コミック3巻第25話「剣の里」
フェルンとシュタルクに言った台詞。
ヒンメルが「勇者の剣」を抜くことができなかったこと、「勇者の剣」がなくても魔王を倒したことが、秘匿されていることについて説明したときの言葉です。
ヒンメルという人物を10年もの間すぐ傍で見てきたフリーレンは、彼の死後も、途方もなく長い年月を生き続けなければなりません。
「ヒンメル」という人物の本当の姿がどんどん掻き消されていくことへの寂しさ、切なさが滲む台詞です。
原作コミック4巻第28話「僧侶と後悔」
冒険者になる夢を諦めているザインに対して、「同族嫌悪」を懐いたフリーレン。
自分がヒンメルに言われたのと同じ言葉を使って、「勇者ヒンメルがそうした」ようにザインの背中を押します。
ザインは、この言葉もきっかけのひとつになり、フリーレンたちの旅に同行することになりました。
原作コミック4巻第29話「理想の大人」
フェルンのため、「死ぬまで理想の大人の振りをする」「死んだら女神様に褒めてもらう」と言うハイター。
それに対して、フリーレンはこの言葉を言った後、ハイターの頭をドヤ顔で撫でます。
フリーレンの優しさと、幼い部分があるのにどこか醸し出される包容力を感じる印象的なシーンでした。
原作コミック5巻第43話「特権」
フランメの師匠であり、「生ける魔導書」とも呼ばれるゼーリエ(フリーレンにとっての大師匠)から、「望む魔法」を問われたときの台詞です。
このときのフリーレンは、現在と比べて幼い感じがするものの、「魔法」に対する向き合い方は変わっていない様子。
「魔法」を純粋に愛する姿勢が伝わってくる言葉です。
原作コミック8巻第73話「遭遇戦」
フェルンと、一級魔法使いのメトーデと共に歩く魔族討伐のための道すがら、フリーレンは「お話でもしながら歩こう」と持ち掛けます。
フリーレンの得意げな「むふー」という顔が目に浮かぶような台詞。
緊張感のない提案ではありますが、言っていることは至極真っ当で反論できないところにも、フリーレンのお茶目な部分が表れています。
原作コミック1巻第1話「冒険の終わり」
50年に一度見ることができる「半世紀(エーラ)流星」を、かつてのパーティーのメンバーと再び見たときの老ヒンメルの言葉。
フリーレンとの再会を果たせたことへの安堵や、50年前の約束を守ることができた感動も感じる台詞です。
原作コミック2巻第9話「死者の幻影」
フリーレンの前に現れた「死者の幻影」であるヒンメルの台詞。
フリーレンは、自分の「大切な人」が師匠のフランメではなくヒンメルだったことに意外そうにしたものの、「そうだね。ヒンメルならそう言う。」と言って魔法でその「幻影」を撃ちました。
二人の間に今なお残る強い信頼を感じる、名シーンです。
原作コミック2巻第11話「村の英雄」
かき氷を出す魔法を自慢げに出すフリーレンと、それにはしゃぐハイターを見て、「くだらん」とつぶやいたアイゼン。
それに対して、ヒンメルはこの台詞を口にします。
のちにアイゼンは、弟子のシュタルクに「くだらなくてとても楽しい旅だった」と語っていました。
原作コミック2巻第13話「解放祭」
よく自分の銅像を作ってもらっては、リテイクを重ねていたヒンメル。
その理由をフリーレンに訊かれたとき、彼は相変わらずのナルシストな一面をのぞかせますが、この言葉だけは、茶化すことなく口にします。
アニメ『葬送のフリーレン』第1クールのオープニング主題歌であるYOASOBIの「勇者」にも、この台詞を土台にしたフレーズが織り込まれていました。
原作コミック4巻第36話「心の支え」
風邪をひいたフリーレンの手を握りながら、ヒンメルが言った台詞。
このときのことを思い出したフリーレンは、風邪をひいたフェルンの手を握ってあげます。
ちなみにこの後、ヒンメルは「気遣う僕もなかなかイケメンだろう?」といつものように気障な台詞を言うことも忘れません。
原作コミック3巻第25話「剣の里」
勇者の剣を抜くことができず、「今回の勇者も本物ではなかった」と言われたヒンメルが言った台詞。
ヒンメルの強い心と真っ直ぐな勇気を感じる、非常に印象的な言葉です。
原作コミック4巻第33話「フォル爺」
村を守り続けるドワーフのフォル爺に対して言った言葉。
最初は、「なんでこの村を守っているのか」と尋ねられてもはぐらかしていたフォル爺でしたが、ヒンメルの言葉をきっかけに、遠い昔の「人間の妻との約束」について話し始めます。
原作コミック4巻第33話「フォル爺」
フリーレンがヒンメルという人間を知るきっかけのひとつになった言葉です。
ドワーフのフォル爺に「ヒンメルという偉大な勇者の記憶も儂が未来に連れて行く」と言われたことに対して、「そこまでしてもらう必要はない」と言ったヒンメル。
彼は、フリーレンに視線を移して、この台詞を口にします。
原作コミック4巻第35話「旅立ちのきっかけ」
フリーレンが魔王討伐の旅に参加するきっかけになった台詞のひとつ。
フリーレンは、ザインと共に歩んだ旅の軌跡について彼と話すときに、この言葉を回想していました。
ヒンメルらしく気障な台詞ですが、勇者らしい強さのある台詞です。
原作コミック4巻第37話「一級試験」
フリーレンがもつ「魔法使いの証」を知らなかったヒンメルが、フリーレンに対して言った台詞です。
フリーレンへの優しさが滲み出た言葉ですが、彼女がこれに対して返したのは、「でもすぐ死んじゃうじゃん」という台詞でした。
普段はクールなフリーレンですが、そこに染みついた深い孤独の陰を引き出したひと言です。
原作コミック5巻第47話「フェルンと焼き菓子」
フリーレンに「人助けをする理由」について訊かれたときに言った台詞。
この言葉の通りだとしたら、ヒンメルは、今もフリーレンの心の中で、「生きている」と言えるのではないでしょうか。
原作コミック8巻第77話「竜の群れ」
人助けをするたび、相手が差し出してきた報酬は必ず受け取っていたヒンメル。
それは、「相手に貸しを作らせてしまわないため」という優しい動機からのものでした。
誰かを助けるだけでなく、助けたその後のことも考えて行動する姿に胸を打たれる台詞です。
原作コミック9巻第81話「黄金郷」
「師匠を思い出すから」と、花畑を出す魔法を使わないようにしていたフリーレンに対して、ヒンメルが言った言葉。
ヒンメルの深い優しさ、温かさ、包容力を感じる台詞です。
原作コミック1巻第1話「冒険の終わり」
「人間を知る旅」に出ることを決めたフリーレンから「前衛がいると助かる」と言われた際、それを断ったアイゼン。
「もう斧を振れるような歳じゃない」という言葉に目を丸くするフリーレンに対して、アイゼンはこの言葉を伝えます。
この後、アイゼンが弟子を取るということを考えると、この台詞がより重く感じて心を打たれますよね。
原作コミック2巻第8話「百分の一」
かつて、ヒンメル達との冒険について「私の人生の百分の一にも満たない」と話したフリーレン。
アイゼンは、そのことを思い出しながら、フリーレンにこの言葉を告げます。
寡黙なアイゼンらしい端的な言葉ですが、これから「魂の眠る地(オレオール)」への旅に出るフリーレンたちの背中を押すような力強いひと言。
『葬送のフリーレン』という作品のキーワードでもある台詞です。
原作コミック2巻第11話「村の英雄」
手が震えていることに気付いたフリーレンに「怖いの?」と訊かれたアイゼンは、あっさりそれを肯定します。
この台詞は、そのときのもの。
このメンタリティーは弟子のシュタルクにも受け継がれているようで、フリーレンは「震え方まで同じ」と指摘しています。
原作コミック3巻第20話「師匠の技」
シュタルクの回想の中で出てきた言葉。
魔族のリーリエとの戦いでボロボロになりながらも、これを思い出したシュタルクは、「脳みそ筋肉で出来てんじゃねぇのか……」とつぶやきつつも、再び立ち上がり、彼女を倒します。
原作コミック3巻第26話「戦士への贈り物」
アイゼンは、パーティーの中の誰かの誕生日が来るたび、精一杯頑張った戦士を労うための風習になぞらえて、「馬鹿みたいにでかいハンバーグ」を振る舞っていました。
これは、その話を聞いたヒンメルが「僕達は戦士じゃないぞ」と言ったときの台詞。
アイゼンはこののち、弟子のシュタルクの誕生日にもハンバーグを振る舞っており、それを思い出したフリーレンはシュタルクの誕生日にも同じものを振る舞います。
原作コミック1巻第2話「僧侶の嘘」
「死者の蘇生」や「不死の魔法」が書かれているとされる魔導書の解読をフリーレンに依頼するときの台詞。
言外に、幼いフェルンを案じる気持ちも感じる言葉です。
原作コミック1巻第2話「僧侶の噓」
崖の縁に立っていた、戦災孤児の幼いフェルンに対しての台詞です。
この言葉に、フェルンは家族との写真が入ったロケットペンダントを握りしめてハイターを振り向きました。
小さな命を繋ぎとめた、印象的な台詞です。
原作コミック1巻第2話「僧侶の嘘」
「フェルンを救った理由」をフリーレンに訊かれたときの台詞。
この言葉は、たびたびフリーレンも使っており、SNSで「ヒンメル理論」としても話題になりました。
原作コミック1巻第7話「魂の眠る地」
「人は死んだら無に還る」というアイゼンと、「天国には懐疑的」というフリーレンに対して、ハイターが言った台詞。
死後の世界で生きてきた分が報われる、そう信じたいという想いに溢れた優しい言葉です。
原作コミック3巻第24話「エルフの願望」
「死んだら女神様に褒めてもらう」と言うエルフのクラフトの言葉を聴いて、フリーレンが回想した台詞。
ハイターの素朴な優しさが滲み出た言葉です。
これを思い出したフリーレンは、「褒めてやる」と言うクラフトに対して、「もう別の奴に褒めてもらったから」と遠慮しました。
原作コミック1巻第2話「僧侶の嘘」
フリーレンに対しての台詞。
「あの一枚岩を打ち抜けたら一人前」と言ったハイターを安心させるために、魔法の練習に打ち込むフェルン。
ハイターが倒れたとフリーレンから聞いても、魔法の練習をやめない姿に、胸が痛くなります。
原作コミック1巻第4話「魔法使いの隠し事」
フェルンの誕生日に髪飾りを渡したフリーレン。
「どんな物が好きか分からなくて……」というフリーレンに対し、フェルンはこの言葉を伝えます。
フリーレンとフェルンそれぞれの優しさが滲み出るこの名シーンは、アニメでのディテールの演出も印象的でした。
原作コミック2巻第9話「死者の幻影」
「いい子にしていないと死んだ後に化けて出る」と言ったハイターに対して、フェルンが言った台詞。
これに対して、ハイターは「ずる賢くなりましたね」と言い、「いい子でいたら少しくらいなら化けて出てあげてもいいかもしれません」と続けます。
育て親のハイターの性質をフェルンがしっかり受け継いでいることが分かる、心温まる回想シーンでした。
原作コミック2巻第11話「村の英雄」
竜と戦う覚悟が決まらないシュタルクに対しての台詞です。
覚悟を決めて初めて魔物を倒したときのことを振り返りながら語るフェルン。
日夜魔法の鍛錬を積み、驚きの早さで一人前になったフェルンの言葉だからこそ、より重みを感じます。
原作コミック3巻第26話「戦士への贈り物」
故郷が魔族に襲われたとき、「出来損ない」と言われていた自分のことも気にかけてくれていた兄すら見捨てて、一人で逃げて延びてきたという壮絶な過去を語るシュタルク。
「逃げてばかりの失敗作だ」と自嘲する彼に対して、フェルンが言ったのがこの台詞でした。
きっぱりとした言葉に、シュタルクへの強い信頼を感じます。
原作コミック2巻第11話「村の英雄」
「竜が村を襲ったらシュタルク様は戦うのですか?」とフェルンに訊かれたとき、シュタルクが言った台詞。
「竜と対峙したとき、一歩も動けなかった」「村が無事なのは竜の気まぐれ」と言う臆病なシュタルクですが、村の人の優しさに触れながら過ごした時間が、徐々に「戦士」「英雄」としての自覚を育んでいったのかもしれません。
原作コミック2巻第11話「村の英雄」
臆病になっていたシュタルクが、自分を信じてくれる村の人たちのために一步を踏み出す、印象的な台詞。
ちなみにフリーレンは、シュタルクが来てから竜が村を襲わなくなったことに対して、「竜は自分より強い相手に喧嘩を売りに行くような馬鹿じゃない」と語っていました。
フェルンの言葉通り、「必要なものは覚悟だけ」だったようです。
原作コミック2巻第12話「北方の関所」
幼い頃、師匠であるアイゼンと共に来た店で、そのときと同じ「ジャンボベリースペシャル」を再び食べたシュタルク。
当時は食べ切れずにアイゼンと分けて食べた「ジャンボベリースペシャル」を、驚くほど小さく感じました。
育て親であるアイゼンの老いに対する切なさ、自分の成長への感慨を感じる、印象的な台詞です。
原作コミック2巻第12話「北方の関所」
もう冒険ができるような歳ではないものの、ヒンメルたちとの十年の旅を大切にしていたアイゼン。
シュタルクは、そんな師匠への想いをフェルンに吐露します。
シュタルクの師匠を慕う気持ちだけでなく、アイゼンのヒンメルたちへの想いも感じられる台詞。
原作コミック3巻第20話「師匠の技」
師匠のアイゼンの動きを模倣して戦う魔族のリーリエに、真正面から突っ込んでいったシュタルク。
既にボロボロだったうえに腰辺りに斧を打ち込まれたにもかかわらず、この言葉をつぶやきます。
その表情は、不敵な微笑にすら見えるほど。
そして、リーリエをアイゼンの技である「閃天撃」で倒します。
原作コミック4巻第29話「理想の大人」
シュタルクと喧嘩してしまったフェルンに対して言った台詞。
互いを想い合うばかりに兄とすれ違ってしまっていたザインの言葉だからこそ、より重みを感じます。
この言葉をきっかけに、フェルンはシュタルクと仲直りをしにいくことに決めました。
原作コミック4巻第29話「理想の大人」
無事に仲直りできたフェルンとシュタルクを、屋根の上で見守っていたザインとフリーレン。
ザインは、タバコをふかしながらこの台詞をつぶやきます。
ちなみにフリーレンは、ザインに「ガキの世話は大変そうだ」と労われたとき、「他人との距離感って何?」と訊き返していました。
ザインが感慨に浸っていても、妙に無邪気なフリーレンは通常運転です。
原作コミック3巻第18話「不死の軍勢」
ヒンメルたちと旅をしていた当時は、アウラの不死の軍勢を派手に吹っ飛ばしていたフリーレン。
しかし、アウラの配下になった人々を弔うための鎧が損傷したり無くなったりしてしまうことから、ヒンメルに怒られていました。
現在は、アウラの魔法を解除する戦い方に変えていたものの、そのことに対して、アウラはこの台詞を口にします。
魔族の冷酷さと残忍さを象徴するようなこの言葉は、アウラとの戦いを終えた後、フリーレンも回想していました。
原作コミック2巻第16話「衛兵殺し」
アウラの「首切り役人」の魔族であるリュグナーの言葉です。
部下のドラートが衛兵を殺したことがバレた際の台詞。
冷たい表情も相まって、魔族の冷酷さをひしひしと感じます。
原作コミック2巻第17話「葬送のフリーレン」
『葬送のフリーレン』のタイトル回収の台詞。
タイトルの「葬送」には、「死者に最後の別れをする」という意味だけでなく、「歴史上最も多くの魔族を葬り去った」という意味も掛けられていました。
アニメ放送時も大きな話題になり、リュグナー役を演じる声優の諏訪部順一さんに対して、「タイトル回収を諏訪部さんがするの天才すぎる」という声も。
アニメでは、リュグナーの独り言の合間に、アウラと向かい合うフリーレンの姿を挟むマンガのコマ割りも、見事に再現されています。
原作コミック1巻第7話「魂の眠る地」
フリーレンの回想で出てきた言葉。
千年以上も前からフリーレンの心を予言していたフランメは、死者と対話するための方法を書き残していました。
原作コミック3巻第21話「卑怯者」
体外に放出する魔力の量を常に制限し、魔族を欺いて戦うフランメ。
この言葉は、フランメを侮った魔族を倒した後にフリーレンに言った言葉です。
フリーレンは、フランメに教わって「一生魔力を制限して魔族を欺くこと」を会得。
フランメが天寿を全うした後も、その鍛錬を欠かしませんでした。
原作コミック3巻第21話「卑怯者」
「魔族は憎い。けれど魔法が好き」と言うフリーレンに対しての台詞。
魔法への深い愛情が垣間見える言葉です。
原作コミック3巻第22話「服従の天秤」
生前、「自分の墓の周りは花畑にしてほしい」と告げた後に言った台詞。
彼女のこの言葉を守り、フリーレンは言われた通りにフランメの墓の周りを魔法で花畑にし、生活の
営みの折々で魔力の制限の鍛錬を積んでいきました。
そんな時間を終わらせたのが、ヒンメル一行だったのです。
『葬送のフリーレン』には、生と死について深く考えさせられる台詞だけでなく、生きるうえで大切なことを教えてくれる言葉や、思わずはっとさせられるような名言がたくさんあります。
ぜひアニメやコミックで、ほんのりと切なさを帯びた温かなその世界観に触れて、お気に入りの名言を見つけてみてください。