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「現行コンテンツを追えなくなった老オタク」みたいな言い方にモヤーっとするのだが、そもそもオタクはそのコンテンツの公式な供給が終わろうが、周囲から人が居なくなろうが、そこに留まり続け追い続ける異常な人達の事であって、現行を追うか否かはあんまり関係なくない?
—なかやまとり(べっちん) (@vecchin) March 15, 2023
話題になっているのは、「現行コンテンツを追えなくなった老オタク」といった表現に違和感を感じる、という投稿です。
投稿主は、「そもそもオタクはそのコンテンツの公式な供給が終わろうが、周囲から人が居なくなろうが、そこに留まり続け追い続ける異常な人達の事であって、現行を追うか否かはあんまり関係なくない?」と疑問を呈しました。
確かに、漫画の連載やアニメが終わった後も、根強いオタクによってファンのコミュニティや二次創作が賑わい続けている作品はたくさんありますよね。
本来ならそういう特性なのですが、オタク文化が市民権を獲得した背景には「ミーハーであたらしもの好き」な一面があったから、という理由もあったと思うのです。
—松田未来 Comicリュウで「夜光雲のサリッサ」好評連載中! (@macchiMC72) March 15, 2023
「新しいものに敏感である」面ですね。
元来のその面に加えて、90年代以降、日本が貧しくなる中、それ以前ならオタクを名乗らなかったであろう中間層が地滑りを起こしてオタク層に流入して、「普通の人」が多数を占めるようになったのもあるかなー?とか思っています(´ω`;)—なかやまとり(べっちん) (@vecchin) March 15, 2023
本投稿に対して、「わーるどわいど☆うぃんぐす」などで知られる漫画家・松田未来先生も言及。
現行コンテンツを追うか否かが注目されるようになったのは、「『ミーハーであたらしもの好き』な一面があった」ことで、「オタク文化が市民権を獲得した背景」があるから、というリプライを送っています。
これに対して投稿主は、「90年代以降、日本が貧しくなる中、それ以前ならオタクを名乗らなかったであろう中間層が地滑りを起こしてオタク層に流入して、『普通の人』が多数を占めるようになったのもあるかなー?」と分析しました。
実際に、最近はライトにアニメ好きを公言する人も増えましたよね。
これらの投稿に対しTwitterでは、「むしろオタク度高い奴ほど多数の作品は追わないよひとつに深くなる」「アニメオタクならそうかもだが特定コンテンツのオタクは供給終わってからが本番はそう」といった意見が寄せられています。
時代とともに、オタクのあり方も変化していくのかもしれませんね。