「歴代いちばんおもしろいバトルアニメ」について400人へアンケートを実施

数あるアニメ作品の中でも、強いライバル巨大な悪と戦うバトルアニメは、大人も子どもも思わず胸が熱くなって夢中になるジャンルのひとつです。

 

そこで「TVマガ」が、インターネット上で400人へのアンケートを実施。

 

今回、皆さんから寄せられたコメントとその結果が発表されました!

 

 

「歴代いちばんおもしろいバトルアニメ」ランキングTOP9

9位「チェンソーマン」

第9位は「チェンソーマン」でした。

本作は、悪魔がはびこる世界で、悪魔を倒すデビルハンターの活躍を描くダークファンタジー。

 

多額の借金に追われ野良のデビルハンターとして生きていた主人公・デンジが、「チェンソーの悪魔」ポチタと融合したことで、自らがチェンソーの悪魔に変身できるようになります。

 

その後、デンジは公安に所属する正式なデビルハンターとなり、仲間たちとさまざまな悪魔を倒す戦いに身を投じることとなりました。

 

血が飛び散る残虐的なシーンが注目されがちですが、予測できないストーリーと続きが気になる展開で夢中になる人が続出。また、毎回異なるエンディングも話題となりました。

 

選んだ理由

「背景や光の描写などがとても美しくクオリティが高いです。ストーリーもテンプレ通りにいかず、先が読みづらいなと思います。続きが気になり、毎週楽しみになるアニメです」(シマシマなネコ)

 

 

8位「呪術廻戦」

第8位は「呪術廻戦」でした。

本作は「呪い」をテーマにした現代ダークファンタジーで、超人的な身体能力を持つ以外はごく普通の高校生だった主人公・虎杖悠仁が、成り行きで呪いを自分に取り込んだところからストーリーが始まります。

 

呪いを駆使して呪霊と呼ばれる化物を倒す「呪術師」が活躍する世界観で、呪術師を目指す呪術高専での成長を描く学園アニメの側面と、強力な呪霊との迫力あるバトルアニメとしての側面、どちらも楽しめるのが大きな特徴。

 

主人公がいきなり死刑宣告される驚きの展開、個性あふれるキャラクターと能力、かっこいいバトルシーンとギャグパートとのギャップなども人気を集める理由といえるでしょう。

 

選んだ理由

「バトルシーンが迫力があって描写が上手い。色んな呪術の種類があり説明が少し難しいけど、そこがかえって好きです。女の子もガツガツ戦うのがカッコイイ」(りとん)

 

「主人公・虎杖悠仁の人柄の良さだけでなく、葛藤や苦悩、成長も見られる素敵なアニメ。個人的にじゅじゅ散歩が好きで、キャラクターたちの【パン派?ご飯派?】といった好みを知ることもできて嬉しいです」(松木)

 

 

7位「ドラゴンボール」

第7位は「ドラゴンボール」でした。

本作は、1984年から「週刊少年ジャンプ」で連載された鳥山明先生の漫画が原作で、アニメ第1期にあたる「ドラゴンボール」は主人公・孫悟空の少年時代から青年へと成長したところまでが描かれています。

 

7つ集めると何でも願いが叶うという、世界のどこかで眠るドラゴンボールを集める冒険やライバルとの修行、同じくドラゴンボールを狙う悪の軍団レッドリボン軍との戦いなどを軸にしたストーリーで、わくわくする要素がたっぷり詰め込まれている作品。

 

鳥山先生ならではのメカニック、個性的なキャラクター、そして悟空たちの成長を長く楽しめるアニメとして、世代を超えて支持されました。

 

選んだ理由

「バトルアニメの中では一番迫力があり、ギャグとシリアスもあって面白いです」(まんじゅう)

 

「王道のアニメではありますが、昔から見ているのもあって登場人物たちがどんどん成長していくのを見るのがとてもおもしろいです」(HOSHINO)

 

 

5位(同率)「HUNTER×HUNTER」

第5位は「HUNTER×HUNTER」でした。

「幽☆遊☆白書」でも人気を集めた冨樫義博先生による作品で、さまざまなものを世界中から集めるハンターになることを目指す少年ゴン=フリークスを主人公に、ハンターを目指す仲間たちとの冒険やバトルが描かれています。

 

個性的な能力と、それを使った心理戦など戦いのバリエーションも豊富で、綿密に作り込まれた世界観・キャラクターが世界中で大人気。

 

原作は長期間休載していましたが、2022年から不定期に連載が再開。物語が完結に向かっていることも作者から発表され、世界中のファンが固唾をのんで見守っています。

 

選んだ理由

「王道だけどやっぱりHUNTER × HUNTER。純粋にストーリーが面白すぎる。どうやったらこんなこと思いつくんだってくらい毎回ワクワクする。ハンター試験編から見事に引き込まれた」(ぐみ)

 

「今までになかった設定が盛りだくさんの作品。感情移入して泣ける場面もあるので、何回も見返してしまう」(れおなるど)

 

 

5位(同率)「進撃の巨人」

同率第5位は「進撃の巨人」でした。

本作は、高い壁に囲まれた街を舞台に、人間を襲い食べてしまう未知の巨人と戦う、これまでにない世界観と残酷なまでのストーリーで、特に大人世代から高い支持を集めています。

 

恐ろしい姿の巨人のインパクトと、中世ヨーロッパのような世界観、立体機動装置を使った縦横無尽で迫力のあるバトルシーンで、アニメ放送からすぐに話題作となりました。

 

魅力的なキャラクターとバトルシーンだけでなく、巨人の謎に迫るミステリー作品としても人気が高く、漫画の連載当時はストーリーを予想する考察も盛んに飛び交っていましたよね。

 

ストーリーを盛り上げる音楽や特徴的なテーマソングも人気です。

 

選んだ理由

「バトルシーンの作画がとても綺麗で、巨人との戦闘シーンは興奮する。途中から巨人対人間ではなく人間対人間のバトルシーンも多くなって、話が深くなればなるほど面白いと思える作品」(ブルドック先生)

 

「とにかく無情。非情なほどに現実的で、好きになったキャラクターが簡単に死んでしまう世界観なので、見ていて心が痛くなることも多々あるのですが、それほどにのめり込んで視聴できるアニメです。音楽が壮大で惹きつけられるのも良さのひとつです」(かな)

 

 

4位「BLEACH」

第4位は「BLEACH」でした。

本作は、悪霊に襲われた家族を守ろうとして命の危機に陥った高校生の主人公・黒崎一護が、死神代行となって悪霊退治の戦いに身を投じる姿を描くストーリーです。

 

主人公の成長や仲間たちとの絆、巨大な敵との戦いとスタイリッシュなバトルシーンが話題となり、アニメだけでなくミュージカルや実写映画も制作されました。

 

2021年には連載開始20周年を迎え、2022年から「千年血戦篇」のテレビアニメシリーズも放送されています。

 

黒い着物姿に刀で戦うかっこよさやわかりやすく好奇心をくすぐる世界観、そして魅力あふれるキャラクターたちが特に人気を集めました。

 

選んだ理由

「この作品はとにかくオシャレ。キャラクターの能力や背景などの設定が綿密に作り込まれており、登場キャラクターひとりひとりに多数のファンがいる程に魅力的です。千年血戦篇がスタートして更に人気が高まっているので、ぜひおすすめしたいです」(アニメ好き太郎)

 

「子供心をくすぐる格好良さがあり、絵も綺麗でバトルが格好良い」(たなか)

 

「友情、努力、勝利。その言葉が頭をよぎるジャンプの王道バトル作品です。全員好きになってしまうくらい魅力的なキャラクターばかりです。世界観も個性があり、魅力的で理解しやすいです」(餡蜜)

 

 

3位「ONE PIECE」

第3位は「ONE PIECE」でした。

1997年から連載が続く大人気作で、円世界でのコミックス累計発行部数は5億1000万部を突破する、ギネス世界記録にも認定された漫画が原作です。

 

海賊たちが活躍する世界で、海賊王になることを夢見る少年モンキー・D・ルフィが、世界中の海賊が狙う「ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)」を目指すストーリー。

 

海を主な舞台にした冒険と仲間たちとの友情を描き、バトル、ギャグ、シリアスな感動シーンまで楽しめる、壮大な世界観とストーリーが世界中で支持されています。

 

選んだ理由

「壮大なストーリーで、魅力的で個性的なキャラクターがたくさん出てきます。登場の少ないキャラクターにまですべて背景があります。その背景は、単行本のおまけコーナーによく書かれています。とても深いです」(ヨヨヨッシー)

 

「小学生の頃に漫画からハマり、気が付けば録画画面がONE PIECEで埋まるほど見ました。海賊時代、悪魔の実などフィクションの世界ながら、主人公が仲間を頼り困難・挫折を乗り越えていく姿は、現実でも私の教訓になっている部分があります」(kumakichi)

 

「キャラクターの思いや名言も多く心に響く。伏線の貼り方もうまく、回収された時にすっきりする」(rua)

 

 

2位「僕のヒーローアカデミア」

第2位は「僕のヒーローアカデミア」でした。

本作は、さまざまな個性=能力を持つヒーローが、個性を悪用するヴィラン(敵)を取り締まるために活躍する世界観で、日本の漫画ながらアメリカンコミックスのようなデザインを取り入れているのが特徴です。

 

主人公のデクこと緑谷出久はヒーローに憧れながら、特殊な能力を発揮できない「無個性」の少年。

 

それでもヒーローになることを諦めきれず、雄英高校ヒーロー科に進学して、個性的なクラスメイトたちと平和を守るヒーローを目指していきます。

 

デクが成長する姿、全員が個性的なヒーローとヴィランのキャラクター、そして迫力のあるバトルシーンが大人気。

 

選んだ理由

「デクが成長していく過程も面白いけれど、ヒーロー学校なので他の生徒の成長も見られて面白い。さらにヴィランとヒーローの戦いは迫力があって、毎回30分があっという間です」(ナッシー)

 

「『個性』という形で必殺技がみんな違うところに引き込まれます。実用的なものから戦闘向きなものまで幅広く、飽きることがありません。出てくる敵にも信念があることがきちんと描かれており、どの立場にも感情移入ができる素敵な作品です」(ハル)

 

「無個性の主人公がプロヒーローを目指すために、仲間と日々努力をして成長していく姿に、自分も頑張ろうと思える作品。みんな個性があって、敵にも感情移入ができてしまうくらい魅力的なキャラクターが多い。戦闘シーンも迫力がありとても面白いです」(りぃ)

 

 

1位「鬼滅の刃」

第1位に選ばれたのは映画も大好評だった「鬼滅の刃」でした。

本作は、家族を鬼に殺害され、妹を鬼にされた主人公・竈門炭治郎が、鬼を倒し妹を人間に戻すため、命がけの修行を経て仲間たちとの激しい戦いに身を投じていくストーリーです。

 

個性豊かなキャラクターたち、和風ファンタジーの世界観、そしてシリアスなストーリーの中にも思わず笑ってしまうコミカルなシーンが楽しめる緩急のある展開で、世代を問わず高い支持を集めました。

 

残酷なシーンがあるものの、炭治郎が困難に立ち向かいながら成長していく姿や妹を思う気持ちなど、共感を覚えながら見ていた人も多いようです。

 

選んだ理由

「家族が鬼によって殺され妹まで鬼にされ、鬼殺隊に入り戦う物語ですが、炭治郎が出会う仲間たちと一緒に自分を励ましながら戦う姿に心を打たれます。煉獄さんの言葉にも、生きていく上で大事なことを教えてもらった何度も観たい作品です」(パピ)

 

「漫画も買うほど好きな作品で、アニメの映像美が凄かったです。戦闘シーンの演出が本当に凄まじく、鬼の血気術と鬼滅隊の呼吸を使った技を繰り広げる時の、命を燃やすような迫力に見入ってしまうアニメだと思いました」(ねいろ)

 

「グロテスクだと思っていましたが、子供に見せたい作品です。勇気と努力、兄妹愛、現代人以上の優しさ、素晴らしい!大人になって初めて漫画を大人買いしました」(雲雀)

情報提供元: にじめん
記事名:「 「歴代いちばんおもしろいバトルアニメ」ランキングTOP9!「鬼滅」「進撃」など…第1位は?