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ゴールデンカムイとハイパーインフレーション、世の中の子どもたちにも読んでほしい理由と絶対に読んでほしくない理由がどっちも100個くらいある。
—桃桃白(とうとうはい) (@to2_high) February 2, 2023
“子どもに読んでほしいけど読んでほしくない”と話題となっているのは、「ゴールデンカムイ」と「ハイパーインフレーション」の2作品です。
きっかけとなったツイートの投稿主さんはこの2作品に対して「世の中の子どもたちにも読んでほしい理由と絶対に読んでほしくない理由がどっちも100個くらいある」と言及しています。
わ、わかる〜〜〜〜〜!!!
すごく勉強になるしめちゃくちゃおもしろい作品なんだけど…!!
と、どちらも読んだことのある人からすると、思わず頷いてしまう2作品。一体どんなところが「読んでほしいけど読んでほしくない」理由なのでしょうか。
作品概要
「週刊ヤングジャンプ」にて連載され2022年4月に完結した、野田サトル先生による金塊をめぐるサバイバルバトル漫画。舞台は明治末期の北海道・樺太。アイヌ文化が丁寧に描かれ、アイヌ文化への関心と理解を高める効果もあると評価されている。
「ゴールデンカムイ」あらすじ
明治時代末期、日露戦争終結直後の北海道周辺を舞台とした、莫大な埋蔵金をめぐる生存競争サバイバル。
舞台は気高き北の大地・北海道。時は激動の明治時代後期。
日露戦争という死戦を潜り抜け『不死身の杉元』という異名を持った元兵士・杉元はある目的のために大金を欲していた。
一攫千金を目指しゴールドラッシュに沸いた北海道へ足を踏み入れた杉元を待っていたのは、網走監獄の死刑囚が隠した莫大な埋蔵金への手掛かりだった。
雄大で圧倒的な大自然、VS凶悪な死刑囚。
そして純真無垢なアイヌの少女・アシㇼパとの出逢い。莫大な黄金を巡る生存競争サバイバルが幕を開ける。
作品概要
現在「少年ジャンプ+」にて連載中の、住吉九先生による経済バトル漫画。高い頭脳戦が展開されながらも、ストーリーや魅力的なキャラクターが読者を惹きつけ、最新話が公開されるとたちまちトレンド入りを果たしている。アニメ化も期待される大注目作品。あと3話で完結予定(2023年2月5日現在)。
「ハイパーインフレーション」あらすじ
帝国の奴隷狩りによって、両親を失った少年ルーク。
今度の奴隷狩りでは最愛の姉がオークションに出品されてしまう!!
絶望のドン底でルークが手に入れたのは、『体からカネを生み出す能力』だった!!
オークションに参加するルーク──余裕で姉を落札か!?
だが、この力には“致命的な欠陥”があって……!?
カネが、生命が、怒りが、暴力が、欲望が、『加速≒インフレ』し──
物語はハイパーインフレーションを巻き起こす!!
上述のとおり、「ゴールデンカムイ」はアイヌ文化の知識を得ることができますし、「ハイパーインフレーション」は経済の勉強になるので、子どもに読んでほしい大きな理由のひとつと言えます(単純に漫画自体もとてもおもしろいですよね)。
では何が読んでほしくない理由なのかというと……
どっちもハレンチ
—山谷ARI☆キラキラ【吉良たに】 (@yorozuyatanisan) February 4, 2023
大体下ネタのせい。
両作品ともちょいちょい下ネタを挟んでくるのですが、なかなか結構、いやかなり攻めの姿勢なので、子どもにはちょっと早いかも…!?となってしまいますね(その下ネタが確実に作品をおもしろくしている要素のひとつなのですが…!)。
Twitterでは「人格や倫理観の形成時期に読んでしまうと色々と狂いそう」「間違いなく歪むよね 性癖が」「毒にも薬にもなる要素多すぎるんよ」というコメントも集まっていました。
ではどのくらいの年齢になれば読んでも大丈夫そうなのかというと、「中高ぐらいで読ませたい」「ハイパーインフレーションは中学生くらいで大丈夫かな。ゴールデンカムイはもうちょっと後になるか」といった意見も寄せられていましたよ。
子どもに読んでもらうかはさておき、どちらの漫画もかなりおもしろい作品なので、下ネタが大丈夫な方はぜひチェックしてみてくださいね!
「ゴールデンカムイ」の無料公開は終了してしまいましたが、「ハイパーインフレーション」は「少年ジャンプ+」で今だけ全話無料で読むことができます。
価格:594円(税込)
発売日:2015年01月