『水森かおり特別公演』後に囲み会見が開催


 歌手・水森かおり(45)、タレント・加藤茶(76)、仲本工事(77)らが10日、東京・明治座で明治座3月『水森かおり特別公演』を開催した。


 “ご当地ソングの女王”の異名を取る水森が、明治座で初単独座長公演を開催。水森が明治座の舞台に立つのは4年前の山川豊とのW主演公演以来となる。舞台は2部構成となっており、第一部は『東京そば屋人情物語 にぃねえちゃん!』(作・演出:池田政之)と題したお芝居となり、東京オリンピック開催が決まった昭和30年代後半の人形町を舞台に、心温まる人情喜劇を展開。後半の第二部は『水森かおりコンサート in 明治座』と題して、水森を代表するヒット曲から新曲までさまざまに彩る。加藤は、第一部の公演で水森演じる主人公・花村かおりの生家のそば屋『花や』従業員・加藤茶太郎役を、仲本は『花や』の大家・中山工事郎役を演じる。


 きのう9日からスタートしたが、水森は、「お客様の反応が温かいですね。加藤さん、仲本さんが舞台にあがるだけで拍手が起きたりして」と、手応えを感じているよう。明治座初単独座長へは「プレッシャーで大変です。でも、加藤さんも仲本さんも優しく褒めてくださるので嬉しいです」と、しっかりとした座長ぶりとともに、カンパニーの雰囲気の良さも感じさせた。


 さらに、『ドリフターズ』を観て育ったという水森は加藤、仲本との共演へ、「おけいこから大興奮です!」と、目を輝かせる。加藤も、そんな座長の水森へ「やりやすいですとっても。とっても明るいし、コントも割と乗ってくれるんです」といえば、仲本も、「何やっても嫌味がない」と、褒める。ただし、仲本は「遠慮もないしさ」と続け、容赦なく仲本の頭を水森がはたく演技で思い切りが良かったエピソードを披露し、報道陣を沸かせた。


 けいこの際に台本には“空白”部分もあり、ここは加藤、仲本、水森らで考えたものといい、加藤によると「ドリフらしいものをというのを言われたので」とも。


 第二部の部分の話題となると、加藤が「二部に出たかったなぁ」と、ポロリと漏らすと水森は「言うのはおこがましいかなと思って」と、遠慮していたそう。それだけに水森は「千秋楽にお2人を説得したい!」と、熱意を見せると3人で“♪ババンババンバンバン”な振り付けをし、千秋楽へ期待感も残した。


 また、水森は加藤と仲本が年下の妻がいるということで、「お幸せそうといか、奥様が若くて」と、羨む様子を見せると加藤は「(いいお相手が)いるんじゃないの?」と、探りを入れたが、水森は「仕事で歌っているときが嬉しいんです。ご当地ソングもあと4県で全国周れるので」と、いまは仕事に邁進といった様子を見せていた。


 明治座3月『水森かおり特別公演』は9日から18日まで上演!



情報提供元: News Lounge