スクールアイドルグループ『Aqours』の高海千歌役の伊波杏樹、桜内梨子役の逢田梨香子、松浦果南役の諏訪ななか、黒澤ダイヤ役の小宮有紗、渡辺 曜役の斉藤朱夏、津島善子役の小林愛香、国木田花丸役の高槻かなこ、小原鞠莉役の鈴木愛奈、黒澤ルビィ役の降幡愛が14日、東京・渋谷のNHKで『第69回NHK紅白歌合戦』出場歌手発表記者会見に出席した。
『Aqours(アクア)』とは大人気となったスクールアイドルプロジェクト『ラブライブ!』の新シリーズとして2015年2月に『電撃G’sマガジン』誌上でプロジェクトが発表。静岡・沼津市の海辺の町・内浦を舞台としたオールメディアプロジェクト『ラブライブ!サンシャイン!!』としてスタート。以降、アニメーションPV付シングル、各種ユニットシングルの発売、16年7月からのTVアニメ第1期の放送、17年10月からはTVアニメ第2期の放送、そして来年1月4日からは劇場アニメ『ラブライブ!サンシャイン!! The School Idol Movie Over the Rainbow』の公開も控えている。
今回『Aqours』は『刀剣男士』とともに世界で人気のジャパンカルチャー特集のコーナーに登場するといい、スペシャルパフォーマンスを繰り広げることとなる。
会見では伊波から「私達は『ラブライブ!サンシャイン!!』という作品飛び出してきました。そのなかで私達は、静岡県沼津市を舞台にこの作品を紡いできましたので、地元のみなさん、世界中のみなさんに、この『ラブライブ!サンシャイン!!』の魅力を届けていけたらいいなと思っています」と、スピーチし、9人で「よろしくお願いします!」と、声をそろえた。
また、NHK制作局エンターテインメント番組部チーフプロデューサーの渋谷義人氏(49)は今回の企画へ「平成最後の紅白ということで、どんな企画をと考えて、振り返るだけでなく新しい時代に一歩踏み出せるような紅白にしたいという思いがあって、平成といったときにインターネットの普及もあって日本のカルチャーがそのまま世界で評価されるというのが平成の時代の特徴の1つかなと思いました。そこで平成のトピックの1つで、新しい時代に向けた未来志向の企画ができないかなと考えたときに、いま日本のカルチャーで世界で100以上の地域で放送されている、世界で評価されている日本のカルチャーをお伝えする企画がふさわしいかなと思って『Aqours』さんと『刀剣男士』さんの企画を考えた次第です」と、説明した。