ミス・ユニバース日本代表に阿部桃子さん、父は有名リポーター！「近い将来はリポーター？」の問に対する答えは？
『2017年ミス・ユニバース』の日本代表を決める大会が4日、都内で行われ、千葉県代表のモデル・阿部桃子さん（22）がグランプリに輝いた。
阿部さんは東京都出身で身長175センチ。朝の情報番組『スッキリ！！』（日本テレビ系、午前8時～）でリポーターを務める阿部祐二さん（58）とプロゴルファー阿部まさ子さん（56）夫妻の長女。ゴルフに16年間打ち込んでプロ大会の出場経験もある。今年春に聖心女子大学文学部哲学科を卒業した。
グランプリの瞬間、名前を呼ばれると感激の表情を浮かべ、ティアラや記念品を受け取り「今まで支えてくれた皆さんに感謝の気持ちでいっぱいです」と、涙まじりに率直な感想を。続いて表情を引き締めながら、「ここは私のスタート地点ですが、ファイナリスト一人ひとりが強い思いを持っています。私はその気持ちを背負って世界大会まで一分一秒無駄にせずに努力してまいります」と、言葉をかみしめながら意気込みを語った。
終了後の囲み取材では、「スッキリしました！」と、父親が出演する番組名にかけて喜びを表現するなど、機知にとんだ頭の回転の良さも。
阿部さんは、6歳から22歳までの16年間ゴルフ歴があり、ベストスコアは68。大会は高校2年生の時に出場した『千葉県ジュニアゴルフ選手権大会』の高校女子の部で3位。大学1年のとき、『関東女子大学春期Cブロック対抗戦』で個人最優秀選手賞を受賞し、団体戦の優勝に貢献した。レギュラーツアーは、2015年に『大東建託 いい部屋ネット レディス』にアマチュアとして出場するも予選落ち。
「スポーツと学業の両立につとめるあまり、たった1年前は日に関して全く知識がありませんでした」と、受賞時にスピーチしていたが、「10キロぐらい太っていました。そのときは、髪の毛も巻けない、メイクもできない状態でこの世界に飛び込んだので、いまここに立っていることは、本当にいろいろな方に支えられている」と、感謝の言葉を。
昨年の7月には10キロ太っており、応募したのが8月だったそうで、「炭水化物を抜くことと、運動好きなのでトレーニングに励んでいた」と、ダイエット方法を披露。
芸能活動について「今は特に考えていない」と話しつつ「近い将来はリポーター？」と、期待を掛けられると「なれますかね。考えます」というと、「そのときはいろんな局で」と、要望がはいるなど、ほほ笑んでいた。
この日の最終選考会では、全国47都道府県で行われた地方大会を勝ち抜いたファイナリスト46名（1名失格）が集結。1stセッションのスピーチ審査で46人から26人に、2ndセッションの水着でのダンス審査で13人に、さらに3rdセッションのイブニングガウンドレス審査で5人にまで絞られた。ファイナルセッションの質疑応答を経て、17年の日本代表「ミス・ユニバース・ジャパン」が選ばれた。
司会はモデル・押切もえ（37）、俳優・高橋克典（52）が務めた。阿部さんは、今年夏以降に開催される「第66回ミス・ユニバース世界大会」に出場する予定。
ミス・ユニバースは1952年に発足。日本代表は1959年に児島明子さん（80）が、2007年には森理世（30）が世界一に輝いている。また、2006年の世界大会では知花くらら（35）が第2位となっている。