劇場アニメーション『映画魔法つかいプリキュア!奇跡の変身!キュアモフルン!』(監督:田中裕太/配給:東映)初日舞台あいさつが29日、東京・新宿バルト9で開かれキュアミラクル/朝日奈みらい役・高橋李依、キュアマジカル/十六夜リコ役・堀江由衣、花海ことは/キュアフェリーチェ役・早見沙織、モフルン役・齋藤彩夏、楽曲『正しい魔法の使い方』を歌うアイドルグループ『AKB48』の“まゆゆ”渡辺麻友が登場し、司会は寺迫麿が務めた。
『プリキュア』シリーズ最新作で、今年2月から放送されているアニメ『魔法つかいプリキュア!』初単独ムービー作品。みらいとリコがプリキュアに変身したときに命が吹き込まれたクマのぬいぐるみ・モフルンが、100年に一度、どんな願いでもかなえてくれる伝説の石『願いの石』に選ばれたことで巻き起こる事件とともに、奇跡の力でなんとプリキュアに変身してしまうという物語。みらいとモフルンの絆も感動のストーリーも紡がれているところも見どころの1つ。
上映後にドレスアップして登壇したキャストたち。上映後とあってネタバレありの感想をそれぞれ話し、渡辺は、モフルンがほかのクマたちと仲良くなって踊っているところを挙げ、齋藤はキュアモフルンへの変身、堀江はラストシーンで号泣してしまったということを話すと、高橋と齋藤は“そこです!”と言わんばかりに大興奮で手をブンブン振る様子も。
モフルンがキュアモフルンへ変身するということでアフレコに何か変化はなかったのかという話題となると、高橋は「何も変わらなかったです(笑)。いつも通りの会話をしていくなかで」と話したが、堀江は「アフレコの様子は変わらなかったけど、前日の彩夏ちゃんの様子は違ってたよね」と、ニヤリ。
その言葉に焦る齋藤だったが、堀江は、「モフルンからキュアモフルンになるのに『ちゃんと人間になれるかな?』っていうので、『由衣さん!あしたどうしよう!?』って言われて。それで『なんか、大丈夫じゃない?彩夏ちゃんのままでいいんだよ』と言って」と、明かすと齋藤も「じゃあいいかと思って」と、緊張もほぐれたそう。
コスプレをする人も多いハロウィンとあって、どんな奇跡の変身を起こしたいかという質問が振られることになり、高橋はおもむろに場内にいた鷲尾天プロデューサーを指差し、「『魔法つかいプリキュア!』の続編をやりたい!そこで私は奇跡の変身で鷲尾天プロデューサーになって続編を作ります!」と、宣言し場内を沸かせることに。
一方の堀江は「私はまゆゆちゃんになりたい!隣にいるけど尋常じゃない可愛さで(笑)。すっごい可愛いからずっと見ていたいと思っているんですけど、あんまりジロジロ見ているのは悪いなと思って、(渡辺が)しゃべってる間だけガン見してるの(笑)。まゆゆちゃんに変身して街を歩きたい!」と、告白し、渡辺も「私も昔から堀江さん大好きだから見てます!」と、“相思相愛”な様子。さらに、渡辺が今月10日に開催されたAKB48のじゃんけん大会でキュアミラクルのコスプレをしたことを挙げたことから、堀江が「ミラクルもやってよ~!」と、リクエストしたり齋藤も「モフルンもやってよ~!」と、声を飛ばし、渡辺は「全部やります(笑)」と、沸き立っていた。
ほかにも、最近友情を感じたことはないかという話題となり、高橋がキャスト間のつながりへ「すっごい、いい家族みたいになってきて」というと、堀江が、「まさにその友情の話なんですけど、高橋李依ちゃんのスマホの待ち受け画面がちらっと見えたことがあったんですけど、私達4人で撮った写真で。待ち受けにするって、相当私たちのこと好きなんだなって思って。それを私たちに見せるでもなくそっとやってて。素なんだって」と、喜んだそう。言われた、高橋は「ここ一番で照れました。私、重くないですか?」と苦笑いだった。
そこに、渡辺が、「先日のイベントで5人で撮ったので私も待ち受けにしますね」というと、高橋は「きょう限定でいいですから!」と、こちらも大喜びで、『魔法つかいプリキュア!』の輪が広がったようだった。
また、この日は、キュアフェリーチェ/花海ことは役の早見沙織は欠席となったが代わりにメッセージが寄せられ、これに高橋と齋藤は「はー!」と、花海ことはのセリフではしゃぎつつ、「個人的にテーマソングとクマたちの相性が最高だと思います。あまねく命に祝福を」と、フェリーチェのセリフでコメントしていた。
フォトセッションの前には、公開を記念して縦55センチ、横45センチのモフルンが入った特大ケーキが登場。これに「すっごい!」「可愛すぎる」と、興奮のなか撮影となっていた。
劇場アニメーション『映画魔法つかいプリキュア!奇跡の変身!キュアモフルン!』は全国公開中!