「ファッションとして着るロボット」の開発で注目を集めているロボティクスファッションクリエイター・きゅんくんが重機に乗り込み、巨大アタッチメントで人助けをする主演動画「重機少女」シリーズが、6月6日より、タグチ工業の公式YouTubeチャンネルで公開されている。
この史上初の重機アクションムービーは、きゅんくんが5月9日よりブランドアンバサダー契約を結んだ建機アタッチメント製造メーカー『株式会社タグチ工業』の製品のすごさ、魅力をエンターテインメント性あふれるコンテンツで紹介しているというもの。
第一弾となった『重機少女 Episode:01(ガジラDSカッター登場篇)』では、高い樹の上に引っかかった風船をとるために、本物の樹を切ってしまう!風船を割らずに樹だけを切り倒す技術力はすごいが、べつな方法があったのでは・・・?
第二弾の『重機少女 Episode:02(ガジラDSカッター VS 開かずの金庫篇)』では、金庫の暗証番号を忘れて困っているおばぁちゃんのために、金庫を破壊して開けるのだが、中に入っているものまで破壊してしまいおばぁちゃんから怒られてしまう。
重機少女 Episode.1 (ガジラDSカッター登場篇)
重機少女 Episode.1 (ガジラDSカッター登場篇(失敗バージョン))
重機少女 Episode.2 (ガジラDSカッター VS 開かずの金庫篇)
登場してアタッチメントに破壊される対象物は全て本物で、いっさいのCG処理を加えていない。しかも、昔ながらの一発撮りというダイナミックな映像。
その繊細な操縦技術力には感心するし、脅威の破壊力は圧巻なのだが、いかんせん、オーバーすぎ!わざわざそんな巨大なアタッチメントで“破壊”しなくても・・・結局、最後は人助けにならず、怒られてしまうオチときゅんくんの「テヘペロ」が可愛らしくクスッと笑える!
動画は4種類のエピソードとそれぞれのメイキング映像がある。そこには、もう一人のきゅんくんが登場するなど、撮影秘話が満載。また、近日公開される第三弾ではクルマが、第四弾ではコンクリートの階段が登場するが、これらがどうなってしまうのかも気になるところだ。
■創業60年を迎える『株式会社タグチ工業』は、建機アタッチメントの製造をメインに、「設計・製造」「販売」「レンタル・メンテナンス」と幅広い建機サービス・サポートを提供する企業。
まるで巨大ロボットのような次世代型解体装甲機「SUPER GUZZILLA(スーパーガジラ)」の開発や、ガジラ通信のようなフリーマガジンの発行、ポスターやCM制作といった広告宣伝、広報活動など、「業界のフロンティアを開拓する活動」を行ってきた。
■きゅんくんは、「ファッションとしてメカを着る」ことを目標に、2014年よりファッションとして着るウェアラブルロボットの開発を進めている。今までにあったファッションという概念をまっさらにし、誰も見たことがない新しいファッションの姿を切り拓いた次世代クリエイター。