映画「HK/変態仮面 アブノーマル・クライシス」初日が開催!


 俳優・鈴木亮平(33)、柳楽優弥(26)、ムロツヨシ(40)、女優・清水富美加(21)、片瀬那奈(34)が14日、東京・新宿バルト9で映画『HK/変態仮面 アブノーマル・クライシス』(監督:福田雄一/配給:東映)初日舞台あいさつを福田監督とともに開いた。


 漫画家・あんど慶周氏原作の、パンティをかぶったその興奮の力で覚醒し悪を倒すヒーロー・変態仮面が再び劇場に登場!パンティが完全に消えた世界という危機を前に、変態仮面へ最強の敵が立ちはだかる……。


 この日は、約400人の満員の中でのものとなったが、なんと来場者全員に、事前に撮影で使われたパンツ(※はいていないという意味で未使用)が配られるという、本作らしい演出が。そして時間になると、CTSによる楽曲『WAVINESS feat.南波志帆』の生披露があり、そのバックには作品が上映されるという、豪華かつ雰囲気たっぷりな中で舞台あいさつがスタート。


 しかし、登壇するなり鈴木は観客を見回した後、自身がスーツを着ての登場となったことへ、「普通のスーツですいません。お客さんの中には、パンツをかぶってくださっている方もいるのに」と、まさかの“お詫び”からとなり、観客を爆笑さることに。


 続けて、鈴木は「日本代表のヒーローが再登場しました!前作を観ていなくても冒頭1分で説明してますんで、大丈夫です!」と、胸を張ってあいさつすると、清水も、「21世紀最大最高のヒーロー映画で、みなさんも心の中ではこのヒーローを求めているんじゃないかと思います!」と、大きくブチあげる。


 


 本作の裏話として、鈴木は、「福田監督から撮影前に、社交ダンスを完璧にしてくれと言われたので、1ヶ月かけて習得しました!」と、柳楽を相手に機敏なフラミンゴの動きを再現したり、「歩き方も前作より進化してます!」と、しなやかな動きを実演した。


 一方の清水は2013年公開の前作からの続投だったが、前作を撮り終えた後に後悔があったそうで、「1回目に出させていただけた時に、福田監督の作品がどんなものか分かっていなくて、2は呼んでもらえないと思っていました」と、心情を口に。では、清水から誰に変わる可能性を考えたのかと質問が飛ぶと、清水は「広瀬すずちゃん」と、ぶっちゃけ、観客・キャストともドッと沸き返る。それだけに本作へは、福田監督のことをちゃんと理解して臨んだそうで、「月9ばりの気合を入れました!自分の中の月9は変態仮面です!」とまで言い切るほどだった。


 ほかにも、本作で初登場となった柳楽が、変態仮面の“おいなりさん”を、敵の中で最長で食らったり、その影響で鼻の頭だけファンデーションつけなかったという話などが明かされていた。


 終盤には鈴木は、「ヒーローって何だ?って考えてみたんですけど、HEROというのはスペルをよく見ると、HとEROなんですね。Hというのは和製英語で、変態の頭文字、変態でEROを満たしている者こそヒーローなんです。そう考えると、これ以上の本物のヒーローはありますか?きょうここに立っているわれわれこそヒーローだと!本物のヒーローを観たいならこれを観ろ!!」と、キャストたちからも「おー!」と、感嘆の声が上がるほどの名スピーチを見せ、観客からも万雷の拍手が寄せられていた。


 福田監督は、「ヒットすれば、3の構想もあります。本作は小学生同士でも観れるようになった、ファミリー映画です!みんなで観れます!」と、アピールすると、鈴木は、「みんな忙しいスケジュールの中、みんな欠けることなく出ていて、めちゃくちゃ感慨深い気持ちです!」と、思いを伝えていた。


 最後は、鈴木の変態仮面に変身する時の掛け声、「クロスアウト!」という声に合わせて、観客全員がが「フォー!!」と叫んで、持っていたパンツを宙に投げ、パンツが宙に舞う中、初日をスタートさせていた。


 映画『HK/変態仮面 アブノーマル・クライシス』は14日より全国ロードショー中!



鈴木亮平


清水富美加


柳楽優弥


ムロツヨシ


片瀬那奈


南波志帆


福田雄一監督


 


 


 


 

情報提供元: News Lounge