東京の魅力を1時間毎に紹介しているガイドブック『東京の24時間を旅する本-Tokyo 24 Hours Journey』(TOKYO DAY OUTプロジェクト)が、2016年3月3日に発売された。
この本では、1時間ごとに東京の楽しみ方をジャンル化して提案している。たとえば、
06:00〈一日を始める〉
07:00〈自分らしい朝を見つける〉
08:00〈パンを食べる〉
09:00〈東京の建物をめぐる〉
10:00〈生きものとふれあう〉
11:00〈買い物をする〉
12:00〈お昼の冒険をする〉
13:00〈ギャラリーを訪ねる〉
といった具合に、朝6時から深夜5時までを1時間ごとに分け、「今行くべき東京」がわかる構成になっている。
さらに、朝6時は、夏木が良く通う‘ある公園’へ、午後4時は、前園さんが今一番注目するスイーツ店へ、そして夜明けの5時は、KOM_Iさんが密かに通う渋谷の名店へ。といった形で有名人がプライベートの時に利用するお店や、有名スポットの意外な楽しみ方など、ここでしか知れない東京のスポットとその魅力が紹介されている。
案内人は、女優で歌手の夏木マリ(63)、ヒップホップグループ『RIP SLYME』のSU(42)、J-POPとヒップホップユニット『水曜日のカンパネラ』のKOM_I(コムアイ、23)、元サッカー日本代表でスポーツジャーナリスト・前園真聖(42)、落語家・春風亭一之輔(38)、俳優・吉沢亮(22)、ダンサー・菅原小春(24)、メディアアーチスト・真鍋大度、建築家・谷尻誠など様々なジャンルで今年の活躍が期待されるクリエーターが、東京のスポットやショップ、飲食店などが紹介されている。
小山薫堂が、「東京に暮らしている幸せをこの本で改めて確認しました-小山薫堂」と帯には寄稿したとおり、この本は東京のガイドブックとしてだけでなく、東京の今を生きる人々の「私らしい過ごし方」を追体験することで、改めて東京で生活することの幸せを考えてみるライフスタイルブックとしても楽しめる。