日常的に、また潜在的に睡眠に悩みを抱えていたり、睡眠の質に満足していなかったり、人間にとって不可欠な「眠ること」に深刻な悩みを持っている人は数多くいる。
そこで、トータル睡眠ソリューションカンパニーの株式会社TWO(http://two2.jp)は、3月18日の「世界睡眠デー」にちなんで「睡眠とライフスタイル」に関する調査を実施致した。
ちなみに世界睡眠デーとは、世界睡眠医学協会(World Association of Sleep Medicine)が定めたもので、日本でも関係団体等は、これを取り入れ、「睡眠の日」として啓発活動などを行っている。日本では、3月18日と9月3日の年2回を睡眠の日とし、前後1週間を睡眠健康週間として、睡眠に関する知識普及や啓発活動を行っている。
Q1:睡眠の質にどれくらい満足していますか?(単数回答)<20代男女>
満足 32.5(女性) 32.5(男性)
少し不満 50.5(女性) 42.5(男性)
かなり不満 12.5(女性) 17.5(男性)
非常に不満 4.5(女性) 7.5(男性)
Q2:あなたは、他人と関わりたくない、会いたくないとおもいますか?(単数回答)<20代男女>
頻繁にあてはまる 17.5(女性) 23.5(男性)
時々あてはまる 34.5(女性) 26.0(男性)
ごくたまにあてはまる30.5(女性) 29.5(男性)
ほとんどない17.5(女性) 21.0(男性)
調査の結果、他人と関わりたくない・会いたくない「頻繁にあてはまる」「時々あてはまる」と思うと回答した方は、男女共に約50%。また、睡眠の質に少しでも不満を持っている人は、男女共に65%以上となった。
20代のSNS利用率は90%以上とも言われており、“寝るまでスマホ”という言葉も生まれるくらい寝る直前までスマホを手放さない若者が増えている。スマホ閲覧で睡眠不足になり、睡眠不足でスマホ閲覧という悪循環に加えて、友人のリア充などに嫉妬する、その結果、他人に関わりたくなくなるという、“負のループ”に陥いる生活習慣に原因がありそうだ。
〈人生全般〉
Q1:あなたは、人生全般に満足していますか?(単数回答)
Q2:あなたは、自分に自信がない方ですか?(単数回答)
睡眠に非常に満足している人で、人生全般に「満足している」と回答した人は62.4%。一方、睡眠に非常に不満な人のうち、人生に満足と回答した人は13.1%となり、睡眠満足度と人生満足度は相関が見える結果となった。人生の満足度や自信を高めることは、仕事やプライベートを充実させるだけでなく、睡眠の質にも比例することが調査から明らかになった。
〈仕事〉
Q1:あなたは、仕事において満足していますか?(単数回答)
Q2:あなたは、家計・暮らし向きにおいて満足していますか?(単数回答)
睡眠に非常に満足している人で、仕事において「満足している」と回答した方は45.3%。一方睡眠に非常に不満な人で仕事において満足していると回答した人は10.5%となった。この結果から、睡眠の満足度と仕事への満足度は比例して、増加していく傾向があることがわかった。
また、睡眠に非常に満足している人で、家計・暮らしの向きにおいて「満足している」と回答した方は44.3%、一方、睡眠の質に不満のある人で家計・暮らし向きに満足している人は11%となり、こちらも睡眠の満足度に応じて家計・暮らし向きも増加していく傾向となりました。
〈美容〉
Q1:あなたは、頭皮・頭髪の状態について自信がありますか?(単数回答)
睡眠と美容の関係は知られていますが、頭皮・頭髪との関係はどのような結果となったのでしょうか。調査の結果、睡眠に非常に満足している人は、抜け毛の心配が少ないという結果となった。しかしながら、睡眠に満足していない人は、30.8%の人が抜け毛の症状があると回答。睡眠不足と肌のトラブルにとどまらず、頭皮にも影響をおよぼすことが調査の結果明らかとなった。
〈私生活〉
Q1:あなたは、突然キレたり、泣くことがありますか?(単数回答)
Q2:あなたは、恋愛・結婚に満足していますか?(単数回答)
睡眠に非常に満足している人で、突然キレたり、泣くことがある人は9.3%、睡眠に非常に不満な人で突然キレたりすると回答した方は25.1%と増加していく傾向があることがわかった。
また、睡眠に非常に満足している人で、恋愛・結婚において「満足している」と回答した人は46.1%、一方睡眠に非常に不満がある人で恋愛・結婚に満足している人は13.1%となり、睡眠の満足度に応じて恋愛・結婚の満足度も上がっていく傾向となった。喧嘩が多く、関係が上手く行っていないカップルや夫婦は、睡眠を見直す必要もありそうだ。
【調査概要】
調査方法 インターネット調査。各設問ごとに設問回答とあわせて睡眠満足度を5段階で評価。
調査エリア 全国
有効回答数 2000名(20代~60代の男女)
調査実施日 2015年5月