ゲーム形式でAED・心臓マッサージの仕方が楽しく学べる


 「AED(自動体外式除細動器)」と聞いて、心臓が停止して倒れた人がいた時に、救急隊員が来るまで民間人が行える緊急救命措置として電気ショックを与える医療器具(らしい)という認識。


 確かに「AED」という名前は浸透しており、空港や飛行機内、ホテルなどの公共交通機関や公共施設に広く設置されており、ハートと雷のマークを合わせAEDの文字が入ったマークを目にしたことがある人も多いはず。だが使い方となると、そうそう心停止した状態の人に出くわすわけでもなく、かといって、「その時」に備えて講習を受けに行くのもと、よくわからないのが正直なところ。


 そこで、「一般社団法人日本循環器学会AED検討委員会」と「減らせ突然死プロジェクト実行委員会」が、なんと、問題を解いていくと、自然とAEDや心臓マッサージの方法が身につくサスペンスゲーム型ウェブコンテンツを制作。2016年2月1日よりリリースした。


 「AED」の利用が一般の方に許可されて今年で12年になるそうで、機器事態は急速に普及したものの、実際にAEDが使われたのは僅か4%に留まっている。そこで、救えるはずの命を救うためには、AEDを迅速かつ的確に使える市民を増やすことが重要。しかも、興味がない層に向けての訴求が大切。


 だから、これまで関心のなかった方々にも、このサスペンスゲームを通して、心臓マッサージ・AEDの使い方を体感し、AEDおよび心肺蘇生に興味を持ってもらうことを目的としている。



 ストーリーは、福引で温泉旅行を当てて、バスである老舗旅館を訪れた高校生の男女。ワクワクドキドキの旅行も、突然鳴り響く女将の悲鳴で暗転!駆けつけてみると男性がひとり倒れていた。そこから命をかけたサスペンスゲームが始まる。ゲームを進めながら、ポイントポイントで出される10(+1)の質問に迅速に回答し、救命率を上げていく。


 サイトURL:http://aed-project.jp/suspence-drama/ または「AEDサスペンス」で検索


 お問合せ先:一般社団法人 日本循環器学会事務局 AED 検討委員会 Tel: 03-5501-0861


 E-Mail: itc@j-circ.or.jp


 減らせ突然死プロジェクト実行委員会事務局 E-Mail: aed10th_jimukyoku@yahoo.co.jp


 


10の質問に答えていくと、AEDの使い方が自然と身につく


10の質問に答えていくと、AEDの使い方が自然と身につく


10の質問に答えていくと、AEDの使い方が自然と身につく




情報提供元: News Lounge