剛力彩芽 地方発のWEBドラマ主演で「モノ作り」に興味！石破大臣も「ハチャメチャで面白い」と大絶賛
女優・剛力彩芽（23）が11日、都内 で行われた『ふるさと知事ネットワーク』 制作WEBドラマ『夢叶う、福井県』（福井県）と『あの頃のわたしへ』（長野県）完成披露上映イベントに、俳優・菅谷哲也（22）、女優・小島藤子（22）とともに出席した。
スペシャルゲストとして登場した石破茂地方創生担当内閣府特命担当大臣（59）は、 「『こんなのありえないよ』と思うぐらいハチャメチャ。だけど、掛け値なしに面白いですね」と、同ドラマを大絶賛。
上映された2本のWEBドラマに主演した剛力 は、長野県の『あの頃のわたしへ』の高校の卒業シーンで、希少なロングヘアに、制服姿を披露している。
同ネットワークは、地方圏で問題となっている、若者や企業の大都市圏への流出、過疎化の進行、地域産業の衰退などに対して、全国13県《青森、山形、石川、福井、山梨、長野、三重、奈良、鳥取、島根、高知、熊本、宮崎》が共に連携して、国に対して積極的な政策提案をする為に設立された。
今回のWEBドラマは、この取り組みの一環として、福井県と長野県が制作を決定。都市部の学生など多くの若者に訴求力のある地方へのUターン・Iターン就職、また移住を促進することを目的としている。ドラマで取り上げる切り口は、地方企業のイメージアップを意図しており、世界に誇れる技術やサービスを持つ企業の魅力や地方ならでは実現できる暮らしをPRした内容となっている。
福井県『夢叶う、福井県』は、剛力視点の『魔法のじゅうたん篇』（5分50秒）と菅谷視点の『考古学者篇』（5分24秒）の二部構成。福井県出身で老舗繊維メーカーにUターン就職した主人公・丸岡つぐみ（剛力）とIターン就職の技師・勝山太陽（菅谷）が、子供の頃にそれぞれ描いていた夢も現実の中で、いつしか頭の片隅に押しやられていた。だが、新素材がキッカケで2人の夢が実現に向かっていく姿が、コミカルに描かれている。
長野県『あの頃のわたしへ』は、地元長野の友人・麻美（小島）の結婚パーティーを兼ねたプチ同窓会に出席することになった百瀬真織（剛力）。だが、真織には悩みがあった。フリーターなのに、地元の友人たちには東京の外資系企業で活躍していると嘘をついていることだ。心を揺らしながら故郷に向かう真織。しかし、真織は長野で生活するみんなのやさしさに触れ、Uターンして世界を相手にしている超精密加工プレス工場に就職し、新たなやりがいを見つけ、立ち直っていくという物語。
剛力は福井ドラマで共演した菅谷と長野ドラマで共演した小島の3人でトーク。菅谷は、「福井には世界に通用する企業がこんなにも多いのかとビックリ」と語り、小島も、「長野はおいしいものがたくさん。チームワークがよくて撮影はチームすっごく楽しかった」と、話した。食べ物話になると3人は盛り上がり、剛力は、「長野ではおソバと馬刺しがおいしかった」と、笑顔で思い出を語った。
さらに、司会者から「ロケに行った福井や長野で、もし剛力さんが就職するとしたら、どんな仕事をしてみたいですか？」とステージ上で尋ねられた剛力は、「モノ作りをしてみたいですね。でも、食べ物関係もいいかなぁ？ 果物とかだと食べちゃうし、やっぱり部品とか作るのがいい」と、モノ作りに興味津々。福井や長野のロケ先で実際に見た、世界に誇れる技術を持つ工場の魅力にすっかり虜になったようだ。
剛力は、「私は小学生の頃からこの世界を目指してきました。でも、出身地の神奈川県の魅力すら知りません。今回のドラマでUターン就職する女性の役をさせてもらい、自分の生まれた場所って素敵だと思えるようになりました。皆さんも自分の夢を叶えられる場所を探してみてください」と、会場に来ていた就活生や若者たちにエールを送った。
また、イベントには、『ふるさと知事ネットワーク』加盟13県のうち9県の知事、副知事（吉村美栄子山形県知事、西川一誠福井県知事、新井ゆたか山梨県副知事、阿部守一長野県知事、鈴木英敬三重県知事、荒井正吾奈良県知事、小林淳一島根県副知事、尾粼正直高知県知事、河野俊嗣宮崎県知事）が舞台に上がり、それぞれの県の魅力に熱弁をふるった。
同ドラマはWEB（http://furusato-promotion-drama.jp/）で公開中