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『読売巨人軍』や大リーグ『ニューヨーク・ヤンキース』などで活躍した元プロ野球選手の松井秀喜氏(41=現ヤンキースGM特別アドバイザー)が14日、都内で行われた「バイク王」の新TVCM発表会に登場した。
囲み取材ではテレビ局のディレクターから「分裂危機」報道が連日賑わせているSMAPに関する質問も向けられると、松井氏は、「感想はないです。本当の真実がどうなのかは私には分からないですし、何ともコメントしようがないですね」と、困惑した表情で答える場面も。
昨年から、バイク王のイメージキャラクターを務める松井氏は、「実際に運転してみたいなぁという気持が強くなってきましたね。時間ができたら免許も取りにいってみたいし、その気持ちは変わらない」と、またがって、「バイクの免許を取りたい」気持がより強くしていた。
ただ、「心配なのは、僕に合うフルフェイスのヘルメットがあるかどうか。そのへんはバイク王さんにお願いしたいな」と、自身の頭がビッグサイズであることを自虐ネタにし、会場の笑いを誘った。
恒例となった書き初め。昨年は「新」と書いたが、今年は「進」。その理由は、「昨年はバイク王さんの『バイクライフパートナー55プロジェクト』新しく始めたことと、自分自身も新しい仕事を始めましたので“新”を書きましたが、今年は『55プロジェクトも』、自分自身も新しい仕事が2年目に進むということで、“進”にさせていただきました」と、語った。
前日の13日に巨人・高橋由伸監督(40)から、松井氏が宮崎春季キャンプで臨時コーチを務めることが明かされた。これに関して、注目選手などが質問として飛んだが、「(由伸監督から)『好きなようにやってください』と言われました。まだ把握しきれていない部分があるので、これから明確になっていけばいい。選手の皆さんは進化したいという気持ちで、キャンプに臨んでくるでしょうから、その手助けをしたい」と、個人名を上げることなく、言葉を選びながらコメントした。
新生・高橋ジャイアンツに関して、「ジャイアンツは、10年間もプレーさせてもらったチームですし、監督がずっと一緒にプレーした由伸になりました。そういう意味では、新しく生まれ変わったジャイアンツに非常に期待しています」と、期待感を望ませた。
昨年、ジャイアンツは、セ・リーグ連覇を逃し、クライマックスシリーズでもヤクルトに敗れ、日本シリーズ進出を逃した。その原因は、「打てなさすぎ」の一転に尽きるだろう。巨人は、投手成績は、チーム防御率2.78、失点443でともにリーグ1位だったが、チーム打率が.243で最下位。得点が489点で4位と、数字にも現れている。
そのことは、松井自身も、「僕が把握している中では、ピッチャーは非常にいい。もう少し打てれば、(優勝は)非常にチャンスがある」と、十分に理解しているだけに、その指導に期待がかかる。
松井氏が登場する同社の新TVCM『キャンプ・ツーリング編』は、米ロサンゼルスで撮影され、15日から放映される。