2011年~2019年まで『週刊少年サンデー』で連載されていた、1,700を超える人気作品「銀の匙 Silver Spoon」の初の大型展覧会「銀の匙 Silver Spoon 展」が、2021年3月8日から「松屋銀座8階イベントスクエア」にて開催中です。

作者の荒川弘氏が本展覧会のために描き下ろしたイラスト含む約200点の直筆原稿をはじめ、原画や初公開の制作資料、会場でしか見ることのできないオリジナルムービーなどファン垂涎のアイテムを展示。描き下ろしイラストのメイキング映像もあり、作品の世界観と共に漫画制作の秘密にも迫れる内容となっています。

写真)会場に入ると登場人物の等身大バナーがお出迎え。

館内は「春」「夏」「秋」「冬~四季」「Another」のセクションにわかれ、作品の舞台となる大蝦夷農業高校(エゾノー)入学から感動のラストシーンまでを紹介。季節をたどりながら、エゾノーのみんなと一緒に写真が撮れるフォトスポットや、スマートフォンの待ち受け画面にすると厄除けになる(?)主人公、八軒勇吾の“父”のフォトスポットなども登場します。

また、「Another」コーナーでは、クリスマスなどのイベント用に描かれたカラーイラストや、震災支援企画のコミックス『ヒーローズ・カムバック』に掲載されたスピンオフ作品の原稿も公開。作品の歴史や、八軒とその仲間たちとが酪農や農業などを通して成長していく物語を体験することができます。

写真)展覧会来場者へ向けた荒川氏の直筆イラスト。

もちろん、展覧会でしか購入することのできないオリジナルグッズや先行発売商品なども盛りだくさん。鑑賞後にはオリジナルおみくじも引けます。おみくじは全部で10種類。レアな枠もあるようなのでお楽しみに!

「銀の匙 Silver Spoon」とは

「汗と涙と家畜の酪農青春グラフィティ」をキャッチコピーに、「週刊少年サンデー」(小学館)で2011年から2019年まで連載された、発行部数1,700万部を超える大人気青春ストーリー漫画。舞台は北海道の農業高校「大蝦夷農業高校」(エゾノー)。仲間と絆を深め、様々な壁にぶつかりながらも将来の道を見つけていく高校生たちの姿を、ときにユーモラスに、ときにシリアスに描く。2013年、2014年と2度にわたりTVアニメ化され2014年には実写映画も公開された。

また、作者の荒川弘氏は農業高校に通っており、漫画家としてデビューする以前は、北海道の実家で酪農・農業に携わっていた異色の経歴の持ち主。自身の経験と豊富な取材を背景として、現代日本の農畜産業の実情を鋭くも愛情深く描いている。

原作者 荒川弘氏からのメッセージ

「会場内はとても柔らかいイメージで、落ち着いて鑑賞できる雰囲気となっており、原画を季節ごとに展示している点など、楽しめるよう工夫した内容になっております。 私自身は、“原稿に書かれたアシスタントさんへの指定”などを見て、当時を思い出しながら楽しむことができました。中でも『エゾノー青春シアター』は、物語の流れを振り返ることができ、オススメなので観て頂きたいです。展示会場のショップには、面白くてかわいいグッズがたくさんあるので、ぜひ会場でご覧ください! 会場限定のオリジナルおみくじを引くことができるのですが、私は「末小吉」でした…(笑) 会場は感染症防止対策がしっかりしてあるので、安心してお越しいただき、『銀の匙 Silver Spoon展』を楽しんでいただければと思います。」

銀の匙 Silver Spoon

期 間 :2021年 3 月 8 日(月)~2021年3月21日(日)

会 場 :松屋銀座 8 階イベントスクエア

詳細は、展覧会公式サイト https://ginsaji.exhibit.jp/

松屋銀座ホームページ www.matsuya.com

rapora(ラポラ)
Fujisan.co.jpより
情報提供元: マガジンサミット
記事名:「 連載開始10周年記念「銀の匙 Silver Spoon展」が松屋銀座で3月21日まで開催中!