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1000万円は、代表的な貯蓄の目標額。この額があれば、住宅購入の頭金にしたり、開業資金にしたりと、行動範囲が一挙に広がるからでしょう。また、最近は老後に必要なお金として2000万円を目標にする人も。こうしたまとまったお金を貯めるコツを考えてみました。
とある作家さんが「原稿が忙しくてどこにも買い物に行けなかった期間はお金が貯まった」という話をしていました。お金を貯めるにはお金を使わないことが鉄則なのです。とはいえ現代人はネットショッピングがすぐできてしまうので、どこかで缶詰になっている作家さんもネット環境があればお買い物ができてしまうようになってしまいました。
私自身はネットショッピングを週に1度まとめてするようにしたら、買い物の量が減りました。衝動的にクリックして買うのではなく、2-3日経ってから購入するので、特に必要ではないものを買わなくなってくるのです。
『サンキュ!』2020年5月号では、1000万円貯めた人たちに、そのコツをアンケート調査していました。そのなかでなるほどと思ったものは「帰宅時にコンビニやドラッグストアに寄らない」というもの。寄るとついつい他のものも買ってしまい散財してしまうからでしょう。
足りなくなったらすぐATMに駆け込むのではなく、お金を下ろす日を決めるのも、節約するにはとても良い方法です。例えば月曜日にお金を下ろし、金曜までその額で生活すると決めておくと、月曜日に豪華な食事をしたら金曜日は節約メニューにしなくてはならなくなり、調整できるのです。
とても意外だったのは25.3%もの人が、お金を増やすために懸賞に応募すると答えていたことです。確かに現金や金券が当たるキャンペーンがあちこちで行われていますが、倍率も高そうです。それでも地道に応募し続けることでうれしい結果が来るのかもしれませんね。
1000万円と考えるとかなりハードルは高いと感じる人もいるかもしれませんが、まさに千里の道も一歩から。少しずつでもお金を余らせる習慣を身につけることが大切です。