【動画インタビュー】大山晃一郎 監督「制作費1000万で１億円のクオリティの映画を作ろうと」/映画『いつくしみふかき』が全国順次公開‼

YouTube動画：https://youtu.be/GN_JXAL0IlQ

2018年の『カメラを止めるな!』に続き、2019年のゆうばり国際ファンタスティック映画祭2019で観客賞である「ゆうばりファンタランド大賞」の作品賞を受賞した映画『いつくしみふかき』が全国順次公開。カナダのファンタジア国際映画祭の長編初監督コンペティション部門に正式出品され、現在までに11の賞を受賞している本作。今回、マガジンサミット編集部の儀保が、そんな本作で監督・脚本を担当した大山晃一郎 監督へ独占インタビューを敢行‼

本作の企画のスタートや主演の渡辺いっけいへの“こだわり”の演出、撮影時の裏話を聞いてきました‼　また、「制作費1000万で１億円のクオリティの映画を作ろうと」と語る大山監督の熱い思いについても語ってもらいました‼

映画『いつくしみふかき』は、全国順次公開となります。

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Fujisan.co.jpより

映画『いつくしみふかき』

psychocinematography.comで2019年の日本映画トップ10の1位に選ばれた本作は、劇団チキンハート主宰の遠山雄の親しい知人とそのお父さんについての実話で、ひきこもりの知人が葬儀で父親をかばいながらも謝罪をした姿が衝撃的だったことが映画化のきっかけ。実際に知人が住んでいた長野県飯田市に、劇団員が実際に代わる代わる住み込んで、今回の映画化に漕ぎ着けた。父親・広志役を、意外にも本作が映画初主演となる渡辺いっけいが、遠山の知人が基になったその息子・進一役を、遠山自身が演じ、W主演を飾る。

２人を取り持つキーとなる牧師・源一郎役に、ベテランの金田明夫、広志の舎弟・浩二を劇団チキンハートの榎本桜が演じるほか、三浦浩一、眞島秀和、塚本高史ら、本作監督の、劇団チキンハート演出の大山晃一郎と親交のある豪華な俳優陣が脇を固める。

ストーリー:30 年前。母・加代子(平栗あつみ)が進一(遠山雄)を出産中に、あろうことか母の実家に盗みに入った父・広志(渡辺いっけい)。「最初から騙すつもりだったんだろ?」と銃を構える叔父を、牧師・源一郎(金田明夫)が止め、父・広志は”悪魔”として村から追い出される。進一は、自分が母が知らないものを持っているだけで、母が「取ったのか?この悪い血が!」と狂うのを見て、父親は”触れてはいけない存在”として育つ。

30 年後、進一は、自分を甘やかす母親が見つけてくる仕事も続かない、一人では何もできない男になっていた。その頃父・広志は、舎弟を連れて、人を騙してはお金を巻き上げていた。

ある日、村で連続空き巣事件が発生し、進一は母を始めとする村人たちに、「悪魔の子である進一の犯行にちがいない。警察に突き出す前に出ていけ」と言われ、牧師のいる離れた教会に駆け込む。「そっちに行く」という母親に「来たら進一は変わらない」と諭す牧師。一方、父・広志は、また事件を起こし、「俺にかっこつけさせてください」という舎弟・浩二 (榎本桜)に、「待っているからな」と言っても、実際には会いに行かない相変わらずの男で、ある日、牧師に金を借りに来る。「しばらくうちに来たらどうだ?」と提案する牧師。牧師は進一のことを「金持ちの息子」だと嘘を吹き込み、進一と広志は、お互い実の親子だとは知らないまま、二人の共同生活が始まる。

出演：渡辺いっけい 遠山雄

平栗あつみ 榎本桜 小林英樹 こいけけいこ のーでぃ 黒田勇樹

三浦浩一 眞島秀和 塚本高史

金田明夫

監督:大山晃一郎

企画:遠山雄 プロデューサー:清弘樹/榎本桜 脚本:安本史哉/大山晃一郎 撮影:谷康生 照明:阿部良平

編集:菊地史子 録音:高松愛里沙 美術:榊さくら 音楽プロデュース:吉川清之

整音・効果:渡辺寛志 記録:松村愛香 衣装:深野明美 メイク:長縄希穂

制作担当:津崎雄大 助監督:安養寺工/松村卓

演技事務:清水亜紀 ラインプロデューサー:福田智穂 タイトル題字:高田菜月

主題歌:タテタカコ「いつくしみふかき」

後援:長野県飯田市 特別協力:映画「いつくしみふかき」を応援する会 遠山郷 天龍村

配給・宣伝:渋谷プロダクション 2019/5.1ch/JAPAN/DCP/109min

公式サイト:www.itukusimifukaki.com

公式 Twitter:itukusimifukaki

公式 facebook:itukusimifukaki

全国順次公開