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私自身もブックカフェが大好きです。一番のお気に入りは渋谷スクランブル交差店のところにあるTSUTAYAの8Fにあるブックカフェ「WIRED TOKYO1999」。おしゃれな洋書などもある店内の本は全て購入可能なので、気に入ったら家に連れて行くことができるのもうれしいですが、何より内装が素敵です。
広い店内には壁一面に張り巡らされた大きくクラシカルな書棚がズラリ。そして中央にはバーカウンターがあり、東京ってオシャレなところだなと満喫できるような場所なので、ただお茶をしているだけでも刺激をたくさんいただけます。
もうひとつ好きなところは西麻布にある「Rainy Day」。こちらはスイッチ・パブリッシングという出版社が運営するブックカフェなので、そこが刊行している本を中心に並んでいて、棚が美しく統一感があるのも魅力的です。
村上春樹さんが寄稿している雑誌や関連書籍などもあり、ファンならうれしくなってしまう場所です。写真展などを開催していることもあり、そちらも一緒にゆったりと楽しむことができるのもうれしいのです。
別冊『Lightning』vol.227の特集は「本屋さんに行こう!!」。そのなかで池袋のブックカフェ「梟書茶房」が紹介されています。池袋直結のEsolaの4階にあるのでアクセスしやすいのもうれしいですが、ここにはひと工夫された本棚があるので興味深いです。
本にカバーがかかっていて、作者もタイトルもわからないシークレットブックがなんと2000冊も並んでいるのだとか。本の紹介文だけを手掛かりに購入するかどうかを決めるしかないのです。以前見かけたことがありますが、その瞬間の自分の心に触れるような言葉が書かれていると、欲しくなってしまうんです。
コーヒ−1杯500円ほどするので少し高く感じるかもしれませんが、サイフォンで抽出されたスペシャルブレンドを味わうことができますし、本と共に素敵な時間を過ごすことができる楽しみがあることを考えれば、決して高くはありません。池袋で時間が空いた時にはこちらで過ごしてみるのもいいですね。