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「24G」について話す三城HDの澤田将広代表取締役社長
三城HDの澤田将広代表取締役社長は新サービスについて「納品時間を一気に短縮し、従来、特注レンズは1週間以上だったところを、24時間以内、14時までに注文すれば、翌日に納品する。インバウンドでの顧客にも対応が可能になる」と概要を語った。
また、同社長はかつてメガネの即日納品サービスに取り組み、「30年前に悔しい思いをしたが、一気にくやしさが晴れる思いだ」と所感も述べた。
今回発表した新サービスの「24G」は、イスラエルに本拠を置くシャミール社との提携で実現。従来は難しかった反射防止コーティングの迅速な提供などを実現させ、新サービスの立ち上げにつなげた格好だ。
三城HDの澤田将広代表取締役社長とシャミール社のヤーゲン・モーシェCEO
シャミール社のヤーゲン・モーシェCEOは「三城HDの担当チームから強固にささえてもらっており、このサービスは成功裏に展開されると信じている」と、今回の共同でのサービス立ち上げについて語った。
今後の展開については、同社は2月10日から「24G」のサービス開始を予定。まずは都内の36店舗と金鳳堂13店舗でサービスローンチする見通しだ。また3月以降には、神奈川、埼玉、千葉などで、4月以降には全国展開の推進が見込まれている。
あわせて、三城HDは、「24G」の目標について、初年度には売上4億円、5年後の売上目標は10億円だとしている。
アンバサダーには「ゲッツ」で知られる芸人・ダンディ坂野を起用した
また、澤田社長は「高齢化社会が進んでおり、レンズの30%が遠近両用仕様になっている。海外のお客さんも増えており、日本製のメガネがほしいという声もあるが、レンズについては1週間以上かかるため、海外から来たお客様への対応ができなかった。翌日にはメガネが仕上がるサービスができ、マーケットが広がるのではないかと見ている」と期待を語った。(〆)