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現在、日本における深刻な問題の一つとして、保育士の不足が挙げられます。これは日本のほとんどの都道府県で起きている問題。その問題に一石を投じるある女性がいます。
さまざまな業界で活躍する人物の素顔に迫り、成功のヒントを書き留める番組「シゴト手帖」では、この問題と真剣に向き合い続ける女性、三宅恵里さんを特集しています。
三宅恵里さんは、東京・名古屋・沖縄で企業主導型保育園やインターナショナルスクールを運営する「ハイブリッドマムグループ」の代表。「ハイブリッドマムグループ」では「すべてはおやこのえがおのために」を理念としており、園内にワークスペースを設けるなど、仕事や勉学の両立を目指す母親を支援しています。
そして、代表の三宅さんが他にも力を入れているのが「スタッフが輝ける環境づくり」。セブ島への語学留学研修制度や、キャリアプランをともに考えるキャリアカウンセリングの導入など、スタッフがより働きやすい環境を整えています。
ハイブリッドマムグループでは「スタッフが輝ける環境づくり」の一環として、セブ島への語学留学制度を実施。セブ島への留学は、日本から一番近い英語圏で時差も少ないことから、近年、英語の留学先として人気が高まっているそうです。マンツーマンレッスンや少人数制レッスンが基本ということもあり、英語習得への近道となっています。
実際にこの留学制度を使ったスタッフは、
「会社の留学制度を使って去年留学に行かせていただいたんですけど、そのおかげで英語のスキルはもちろん実際の子どもたちとの接し方や、自分の保育観みたいなものも変わったかなと思っています。」と語っています。
ビジネス英語指数世界ナンバーワンというフィリピン。さらに、充実した医療制度、万全のセキュリティと、質の高い留学で英語習得を目指せる環境はハイブリッドマムグループの大きな特徴の一つとなっているようです。
また、スタッフは国際バカロレア認定のセッションで研修を受け、それは「ハイブリッドマムグループ」の英語教育にも活かされています。
三宅さんは「自分自身がたくさんの人に支えられてここまで生きてこられたと思っていますので、今度は私が皆をバックアップしてあげたいという気持ちで制度を作りました。」と語ります。
三宅さんの想いが形になった「スタッフが輝ける環境づくり」。こういった形が他にも広まっていけば、保育士の不足といった現在の状況も改善されていくのではないでしょうか。