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フラクトオリゴ糖は、タマネギ、トマト、バナナなどの野菜や果物に含まれている甘味料。フラクトオリゴ糖を食品原料として発売した「メイオリゴ」(現在は業務用としてのみ販売)は、1993年に日本で初めての特定保健用食品(トクホ)を取得しています。
このフラクトオリゴ糖のすごいところは、難消化性のオリゴ糖で、糖として吸収されずに、腸内細菌によって短鎖脂肪酸に分解される糖質です。
明治が行った調査では「約6割の人がチョコレートの糖質が気になる」という結果がでているそうで、砂糖の一部をフラクトオリゴ糖に置き換えた「オリゴスマートミルクチョコレート」は、そんな糖質コントロールを気にかける方におススメのスイーツなのです。
開発担当者は「おいしいことが大切で、口溶けのまろやかさや香りなどをしっかりと楽しめるチョコレートをお届けしたかった」と、ミルクチョコレートの味にこだわったと話します。湿気を吸いやすいフラクトオリゴ糖はチョコレートに加工するのが難しい面もあり、約2年の開発期間を経てできあがったそうです。
現在はお客さまにお披露目する意味も込めて、パッケージデザインが目立つ「箱タイプ」で販売されていますが、今後は、もっと持ち運びしやすい包装形態の販売も検討しており、いずれ展開していきたいとしています。
実際にいただいてみると…なるほど、ついつい手が伸びる食べやすさ。ゆっくりと口に広がる甘さはブレイクスルーを促してくれ気分転換にもなります。
現在はお客さまにお披露目する意味も込めて、パッケージデザインが目立つ「箱タイプ」で販売されていますが、今後は、もっと持ち運びしやすい包装形態の販売も検討しており、いずれ展開していきたいとしています。
(欧米に比べて日本のチョコレート消費量はまだまだ低く、もっとチョコレートを楽しく健康的に味わっていただきたい。一方で、日本のチョコレートはインバウンドの方から「この値段でこのクオリティはすごい!」と評価され、お土産としても重宝されていると聞きます。日本ならではの、おいしくて健康志向系のチョコレート文化を育てていきたいですね)と、カカオマーケティング部の大髙さん。取材にご協力いただきありがとうございました。