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そんな異端監督が2013年に監督就任すると徐々に成果が表れる。
2015年春季大会では1勝し更新中だった最多連敗を94で止めた。秋季大会でも1勝を挙げると、翌2016年は春季3勝、秋季1勝し、通算250勝を達成した。2017年秋季にも3勝をマーク。150キロの速球を武器にしたエース宮台康平(23歳、神奈川・湘南高)は去年秋のドラフトで日本ハムから7位指名され、東大卒6人目のプロに旅立った。飛躍を期待された2018年は、一度も勝てなかったが(1引分有り)、ただ、去年は部員数が創部以来はじめて100人に達し、期待の若手は増員できたわけだ。創部100年目の今年は、ユニフォームを一新。「最下位脱出」を掲げ、チーム一丸となって勝利を目指す。
【新ユニフォームについて】
— 東京大学運動会硬式野球部【公式】 (@tokyo_bbc) 2019年3月4日
2019年度東京六大学野球春季リーグ戦より、公式戦用ユニフォームを一新することが決定いたしましたので、お知らせいたします。新ユニフォームでの選手たちの活躍をご期待ください。 pic.twitter.com/9AjOTaJqCC
今年は、昨秋に一年生で神宮デビューを果たした速球派右腕・奥野雄介投手(2年・神奈川・東京開成・文科Ⅲ類7組)が面白そう。
【東大野球部 開幕カウントダウン2019春】
— 東京大学運動会硬式野球部【公式】 (@tokyo_bbc) 2019年4月3日
東京六大学野球春季リーグ戦開幕まで、あと10日となりました。
本日は昨秋に1年生ながら堂々の神宮デビューを果たした、速球派右腕の奥野投手(2年/開成)の登場です。
開幕まで注目部員に登場してもらい、カウントダウンを行います。
今後もお楽しみに! pic.twitter.com/QIsRIAF9BH
打つ方では、プロも注目する辻井新平選手(4年・神奈川・栄光学園軟式野球部・法学部)。2年の春・秋、3年の秋で3割をマークする右打ちのスラッガー。主将を任され、チームを勝利に導く。
かなり昔だが東大応援団の方と話したことがある。
「野球部をどれだけ全力で応援しても勝てないって、やりきれない気持ちになりませんか?」こんな失礼な質問をしたら、「六大学リーグだけじゃなく他の大会で勝つこともありますよ。その時は、自分たちの応援が力になったんだって誇りに思いますし感動ですよ。そこらへんの1勝と違うんですよ」東大の1勝はタダの1勝じゃない、宝くじとまでは言わないが、単勝一点買いで万馬券を当てるくらいの勝率くらいの気がする。
2019年の六大学野球は、東大がどこまでやるか興味を持ってみてほしい。