- 週間ランキング
今回は多くの報道陣が駆け付け、多数のメディアで取り上げられたので自分は記事を書く事は見送ろうと思いました。しかし公開された内容を見て、これは自分なりの目線で記事を書いた方がいいという思いに至り、今回の記事を書くことに決めました。
3月17日、藤沢市にある鵠沼海浜公園スケートパークにて、2020年東京五輪の追加種目スケートボードの強化選手選考会を兼ねる「日本オープン・パーク選手権」が行われた。
今大会と5月に新潟県村上市で開催のJRSF全日本選手権大会の2戦の合算ポイントにて、2019年の強化選手が選出される。予選は40秒間自由にパーク内を滑走し、得点を競うランを2本行い得点の高い方を採用。決勝ではランを3本行い、ベストスコアで争われた。
※平野歩夢選手・池田大亮選手
今大会はストリート種目とパーク種目の二刀流で勝負する池田大亮選手、スノーボードとスケートボードの二刀流に挑む平野歩夢選手、昨年のアジア大会チャピオンの笹岡建介選手達の滑りに注目が集まった。
優勝した笹岡選手、2位の永原選手、3位の平野選手共にバックサイド540を決めるなど、高いエアトリックが目立つ中、笹岡選手はバックサイドヒールフリップ インディグラブを取り入れるなど、難易度の高いトリックを披露し見事優勝。
女子は昨年11月に行われたパーク世界選手権で5位に入賞した岡本碧優選手が、男子顔負けのエアトリックを披露し53.1点を獲得し見事優勝した。
1位 笹岡建介 Kensuke Sasaoka 72.4
2位 永原悠路 Yuro Nagahara 66.9
3位 平野歩夢 Ayumu Hirano 66.87
4位 池田大亮 Daisuke Ikeda 66.80
5位 内田琉已 Rui Uchida 61.5
6位 増田 薫 Kaoru Masuda 59.8
7位 辻 颯太 Sota Tuzi 56.3
8位 中谷太紀 Taiki Nakatani 52.4
1位 岡本碧優 Misugu Okamoto 53.1
2位 小川希花 Kihana Ogawa 52.8
3位 開 心那 Kokona Hiraki 48.8
4位 手塚まみ Mami Tezuka 47.3
5位 菅原 芽依 Mei Sugawara 41.9
※取材陣に囲まれる平野歩夢選手
今大会注目の的である、スノーボード界のスター平野歩夢選手が出場するとあって、スケートボードの大会としては異例の数の報道陣が集まった。
当然平野選手に注目が集まり、報道の内容もそこに集中。
もちろんこれをきっかけに多くの人にスケートボードを知ってもらう機会になったろうし、魅力を知るきっかけになったかもしれない。自分もたくさんいる記者の一人だけれど、一人のスケーターとしては選手の滑りやトリックの凄さを少しでも伝えていけたらいいなと思う。
写真・文 小嶋 勝美
スケートボードを趣味としており、ライターとしてスケートボード関連の記事を執筆。
約10年間お笑い芸人として活動後、現在は放送作家としても活動中。