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最後に町山さんは「こういう映画、日本で作れますか?実際の政治家を主人公にして。それに出てくれる俳優っていますか。上映してくれる劇場は?日本って誰もやらないよね。法律で禁じられていないのに。アメリカでは(作られた側からしたら)こんなの訴訟したら恥ずかしいからやらないんですよ。
サタデーナイトライブは毎週やっているんです。トランプ大統領をアレック・ボールドウィンが演じて毎週出ているので(笑)アレックは今、アメリカの若い人たちに、本当にトランプだと思われていますよ。日本もいくらでもネタがあるのに、腑抜けばかりですね。」とコメント。
アダム・マッケイ「一つ言えるのは“権力を疑え”ということだ。監視を怠れば政府は暴走する。国の危機に陥り崩壊するだろう。政府に動きがない時も自分のすべてを懸けてでも疑わなければダメだ。時には仕事を失い恥をかくかもしれない。でも歴史が証明してくれる。最終的には、あなたが正しいことをね。」と伝えた。
「バイス」:バイス・プレジデント(副大統領)を指すだけでなく、“悪徳”や“邪悪”という意味もこめられている―ワイオミングの田舎の電気工から“事実上の大統領”に上り詰め、アメリカを自在に支配し、アメリカ史上最も権力を持ったチェイニー副大統領の姿の前代未聞の裏側を描いた社会派エンターテイメント!
監督は『マネー・ショート』で、第 88 回アカデミー賞「脚色賞」を受賞、作品賞・監督賞・助演男優賞・編集賞・脚色賞の主要5部門にノミネートされ世界中からその手腕を認められたアダム・マッケイ。製作はプラン B エンターテインメントが手掛け、代表であるブラッド・ピット本人がプロデュース。出演に、チェイニー副大統領役には、業界引く手数多の実力派俳優で『ダークナイト』、『アメリカン・ハッスル』などで知られるクリスチャン・ベール、チェイニーの妻役には『アメリカン・ハッスル』、『メッセージ』のエイミー・アダムス、ラムズフェルド国防長官役に『フォックスキャッチャー』、『バトル・オブ・ザ・セクシーズ』のスティーヴ・カレル、ブッシュ大統領役に『アイアンマン 2』、『スリー・ビルボード』のサム・ロックウェルなどオスカー候補常連の超豪華キャストが大集結!
アダム・マッケイ監督が、「クリスチャン・ベール以外にこの役をできる人を思いつかなかったし、もし断られていたら、多分この映画を作ることはなかった。」と語るほどのラブコールを受けたクリスチャンが、アメリカを操り、成り上がっていった男ディック・チェイニーの20代から70代までを、体重を約 20 キロ激増し髪を剃り眉毛を脱色するなどの見た目だけでなく、演技の面でも完璧なアプローチで演じ、見事なまでにオスカー俳優の迫力を見せつける。そしてアダム・マッケイ監督が『マネーショート』で光らせた型破りで自由自在な映像演出の手腕をさらにパワーアップさせ、観るものを魅了する!すでに今年度のアカデミー賞®大本命として大きな注目を集めている本作。アダム・マッケイ監督が「トランプ大統領よりも悪だ」と語るアメリカを操った〝史上最凶の副大統領〟といわれたチェイニー副大統領をどう、描くのか?!
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