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それは21日に都内で行われた、映画『サムライマラソン』(2月22日公開)完成披露イベントでのこと。佐藤健、森山未來、染谷将太さん、青木崇高さん、竹中直人さん、小関裕太さん、木幡竜さん、バーナード・ローズ監督も参加しましたゾ。
撮影の約1ヶ月前から殺陣のトレーニングを行っていたという、頑張り屋さんの小松殿。しかしバーナード監督は現場でのパッション&ひらめき重視の演出スタイルじゃ。ゆえに小松殿は「あんなに練習したのに、殺陣のシーンは現場でバッサリとカット。シンプルなシーンになって良かったけれど…でもショックでした」と努力水の泡にガックリ。
すると佐藤は「めちゃくちゃ練習していたよね?」と小松殿の努力を労う一方で「でもそれは段取りだから!監督が望んでいるのはホンモノだから!もはや本当に殺せ!という感じだから」とバーナード監督のリアル志向を強調じゃ。それにバーナード監督も「実際は刀を抜いたらダンスをするのではなく、直接敵に斬りつけて終わりでしょう?」とリアリティ重視を熱弁し、佐藤は「その通りです!」と即答して笑わせたでおじゃる。
日本史上初めてのマラソン大会といわれる「安政遠足(あんせいとおあし)」を舞台にした作家・土橋章宏による小説「幕末まらそん侍」が原作。「その通りです!」とバーナード監督に同調した佐藤だったが、「海外の方と仕事をしたいという気持ちがあって、このチャンスは逃したくないと飛び込みました。でも衝撃の現場で…。まさかこんなことになるとは。これまで様々な現場で経験してきた常識が一切通じない、何もかもが初めての挑戦だった」と型破りスタイルにこちらも驚いていたで候。