結婚式、誕生日、学校での愉快なひと時など、すごく楽しい雰囲気がピークに達した時に限って、空気の読めない奴がいらない一言を言ったりやったりして、急激に冷え冷えしてなんか変な空気になるケースがよくあります。往々にしてその人は良かれと思っているから、責めづらい。

今回はそんな良かれと思ってやって大惨事になってしまったニュースを紹介します。

結婚式、おめでたいから祝砲や!!

Gun Professionals(ガンプロフェッショナルズ) 2019年1月号 (2018年11月27日発売)
Fujisan.co.jpより

2018年2月、インドでの事。21歳で結婚、幸せの絶頂で式に臨んだクマールさん。参列者を引き連れ意気揚々と花嫁のお宅へ。その途中、友達の一人が祝砲とばかりに発砲。なんと花婿が被弾してしまいました。そのまま花婿は帰らぬ人に。インドで祝砲は禁じられていますが、一部でその習慣は残っており死亡事故も実際起こっているそうです。

悪い子はお仕置きで頬っぺたをつねっちゃうぞ~

今日日は体罰に厳しくなりましたが、その昔、学校でいたずらや忘れ物をしたら頬をつねる罰なんてことはよくありました。しかし、これがまだ現代に生きていたようで…2018年7月に報じられたニュースによると中国で事件は起きました。小学5年生を受け持つ女性教師が、宿題を忘れた男子児童の頬を「いけない子はこうだ」と軽い制裁(?)のつもりかつねったそう。そしてそのままつりあげ……。なんと引きちぎってしまったそう。

ここまでもどうかしていますが、この後も教師はエキセントリックで引きちぎれた皮を児童の頬に再び戻し家に帰らせたんだとか。児童は52針を縫うけが。父親は賠償請求するつもりと報じられました。

創作意欲が空回りで不買運動に発展

今年度のハロウィンも賑やかだった一方で破壊行為や痴漢行為などテンション上がりまくりで見境がなくなってしまった一部の愚かな勢力も存在しました。これは当然日本だけではなく海外でもあり、ウクライナのスーパーでも起こりました。

店内の精肉店店員がハロウィンということで肉やソーセージを使い、皮を剥がされた赤々とした人間の頭や上半身を造形、肋骨なども上手に作り、見ようによっては凄く上手な仕上がり。店員は「ハロウィンやしお客さん喜ぶやろなぁ」と思ったかどうかは報じられていませんが、多くの客は悪趣味、気持ち悪いと捉え、苦情が殺到。店の不買運動にまで広がりました。

布教のため禁断の地に近づいた宣教師

2018年11月、インドの北センチネル島の先住民に布教しようと訪れたアメリカの宣教師が弓矢で射られ死亡したとみられています。そもそもこのセンチネル島の先住民族は外界の人との交流を一切拒否していることで知られているいました。

現代でも国勢調査は難しく人口は推定で400人とも15人ともいわれるくらい謎の島。不意に近づこうものならヘリだろうが船だろうが弓矢などで威嚇。漂流した漁師でさえ殺害する徹底ぶり。地元でも禁断の地として認めており近海数キロより近づいては行けないという法律ができるほど。

話し戻って今回の宣教師は近くまで船で行き、ボートで接近を試みますが攻撃されていたにもかかわらず何度目かのトライで捕まりボートも破壊されました。宣教師が引きずられていったという船乗りの証言があり件の法律もあり確認が取れないため「死亡したとみられる」という報道のされ方をしているようです。

なめくじ食べたらウケるやろなぁ→ぱくぅぅぅ→死亡

2010年、オーストラリア・シドニーの青年が屋外で友達とワインパーティーを行っていたところナメクジが登場。仲間で「あのナメクジを食べられるか?」という話になり、なんと青年がひょいぱくとナメクジを飲み下したんだそう。

その数日後、青年は身体に力が入らなくなり足に激痛を覚え病院に。そして昏睡状態に陥ったそうです。原因はナメクジの寄生虫が脳に感染したのが原因とみられ、1年以上意識が戻らない状態に。意識が戻ったあともまひが残り24時間介護状態で8年闘病。そして2018年11月に亡くなってしまいました。

 

カラオケ店でグラス割っちゃう奴、遠足で深刻なケガをしちゃう奴……楽しい瞬間をいともたやすくぶち壊す人ってなんで後先考えずにやっちゃうんでしょうか。楽しいがピークに達した瞬間、狙ったようにトラブルを起こす人の気持ち、それを研究した論文を読んでみたいものです…。

情報提供元: マガジンサミット
記事名:「 良かれと思って大惨事…… 限度超えてるじゃんニュース