- 週間ランキング
絵本を手に取った彼氏も、「これ面白いね」「絵が素敵だね」「さすが、センスいいね」と、つぶやくこと間違いナッシングでございます。
そんなオシャレ枕元絵本というのがこちら。
「おふとんのくにのこびとたち」(作:越智 典子 絵:出久根 育)
こちらは、圧倒的に大人の読者が多いオシャレ絵本でございます。主人公の女の子が風邪で寝込んでおり、そこに小人たちが登場、予想もつかない方法で彼女の熱をさまそうとする物語でございます。
小人の登場シーンからしてオシャレでございます。ピクサー顔負けレベルでございます。熱を冷ますために、小人たちが作る熱さましマシーンもかなり素敵でございます。アイデアがとてもキュートでメルヘンでございます。
そして、なによりゴイスーなのが絵でございます。シュールで独創的なその画風は上品で大人好みでございます。名前を聞かないと、きっとヨーロッパの画家さんの絵かと間違えるのでは…。
出久根さまは、1998年にグリム童話をテーマにしたエッチング作品でボローニャ国際絵本原画展に入選。2003年には「あめふらし」でブラティスラヴァ世界絵本原画展グランプリを受賞!2002年からは世界屈指の絵本大国チェコのプラハ在住。現在、チェコで腕を振るわれております。
そして、もう一冊。
「まじょがかぜをひいたらね」(作:高畠 じゅん子 絵:高畠 純)
風邪をひいた魔女のお話でございます。その治療法が素敵なのでございます。もちろん、薬や熱さまシートを使ったりはいたしません。こちらは、オシャレの傾向が先ほどの絵本より「かわいい」寄りでございます。
彼氏が「この子、かわいいな」と、思う絵本でございます。もちろん、こちらも圧倒的に大人から人気の高い絵本でございます。クスリと笑える絵本でございます…。
以上、女子が風邪で寝込んでいる時に、枕元に置いておくべき絵本でございます。この絵本が枕元に置いてあれば、いつ彼氏が看病に来ても安心でございます。是非、お試しくださいませ。(文:N田N昌)