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「純国産哨戒機P-1~開発者たちの挑戦と軌跡」「航空自衛隊最前線」「オーバーホール 改造車の世界」「NASA宇宙飛行士が見たUFO」……なんともマニアックな世界をただよわせるタイトル。これらはみな、J:COM 番組視聴数ランキングの上位に入った番組たち。
映画・音楽・ドキュメンタリー・海外ドラマ・スポーツ・アニメなど、さまざまなジャンルの番組を放送する「J:COM TV」(ジュピターテレコム)は、ドキュメンタリーと海外ドラマの2ジャンルの2017年9月の視聴ランキングを発表。その上位に入った番組たちはみな「ケーブルテレビならではの視聴傾向が表れた」という。契約10万台の設置機器から計測し、はじき出されたトップ10が、こうだ。
01位_名車再生!クラシックカー・ディーラーズ (シリーズ)
02位_純国産哨戒機P-1~開発者たちの挑戦と軌跡
03位_航空自衛隊最前線
04位_地球は怒っている
05位_オーバーホール 改造車の世界
06位_深層解明Xファイル(シーズン3)
07位_アフリカ:オカヴァンゴ・デルタ
08位_地球ものがたり
09位_ドリームカー(シーズン3)
10位_NASA宇宙飛行士が見たUFO
01位_クリミナル・マインド (シーズン9)
02位_「HAWAII FIVE-O」×「NCIS: LA」クロスオーバー・スペシャル
03位_NCIS:LA ~極秘潜入捜査班 (シーズン8)
04位_BONES (シーズン12)
05位_SCORPION/スコーピオン(シーズン3)
06位_NCIS~ネイビー犯罪捜査班 (シーズン14)
07位_MACGYVER/マクガイバー
08位_HAWAII FIVE-0 (シーズン7)
09位_リゾーリ&アイルズ (シーズン3)
10位_GRIMM/グリム (シーズン5)
(以上、J:COM調べ)
それにしても、マニアックな作品や海外で人気のドラマなどが目立つ。J:COM TVは、こうしたランキング傾向について、2つのカテゴリにわけてこう説明している。
「ドキュメンタリーが人気の背景には、地上波テレビではなかなか見られない細部へのこだわり、日本のみならず海外のリアルな生活スタイルや話題をタイムラグなく視聴できることがあげられる」
「多彩なジャンルのコンテンツを放送するケーブルテレビは、利用者にとって選択の自由度が高く、“ながら視聴”ではなく、“見たい”というモチベーションでじっくり見る「選択視聴」の傾向に適したジャンルであることなどが考えられる」
今回、ドキュメンタリー1位の「名車再生!クラシックカー・ディーラーズ」は、ボロボロの中古車を修復するまでを追うというイギリス作品で、毎週月曜22時からディスカバリーチャンネルでオンエアされている。
また、ドラマ1位の「クリミナル・マインド」シリーズは、FBI のプロファイラーユニットが凶悪犯罪に挑む犯罪捜査ミステリー。本国アメリカでは、シーズン13に突入し、いまも人気。「スーパー!ドラマ TV」の編成担当者は「この作品は、キャラクターをより身近に感じられるところが、人気の秘密。特に、平日22:00は、チャンネル一押しの最新海外ドラマを放送しているため、イチバン人気がある時間帯」と話していた。
人気ドキュメンタリー『名車再生!クラシックカー・ディーラーズ』は、11月から毎週月曜22:00から、海外ドラマ「クリミナル・マインドシリーズ7」【二か国語版】は11月17日から。地上波テレビで“もの足りなさ”を感じているアナタに、J:COM TVという選択肢は、アリかも。