女優の賀来千香子が記者発表会に登壇すると聞き現場に向かったら、50代とは思えぬ彼女の美しさ以上に、富士フイルムの技術とその横展開に驚いた――。
ビューティブランド「ReFa」などを展開するMTGと、富士フイルムは、8月22日、共同で開発した新コラーゲンドリンク「ReFa COLLAGEN ENRICH」(リファコラーゲン エンリッチ)を発表。コラーゲンを16万mgも含む高濃度・高純度・低分子がウリのリッチな「飲むコラーゲン」のアンベールに、「ReFa」のブランドアンバサダーを務める賀来千香子が登壇したというワケ。
40代から急激に減少するといわれるコラーゲン。「日本の技術で世界の女性を美しく」というMTGは、世界中のコラーゲンを探求した結果、めぐりめぐって国内のあるメーカーにたどりついた。富士フイルムだった。
富士フイルムとコラーゲン。一見、関係ないようにみえるけど、実は同社にとってコラーゲンは、コア技術なのだ。
「写真フィルムの60%はコラーゲンでできている。コラーゲンの純度が、写真フィルムの画質を決める重要な要素。我々は創業以来、最高品質のコラーゲンを追い求め、技術を蓄積してきた。世界一の商品・技術を追求するMTG社が、最高品質のコラーゲンを探し求めた結果、当社のコラーゲンにたどり着いたと聞く。両社の技術とマーケティングにより、新たな世界を切り開くことに期待している」(富士フイルムホールディングス 古森重隆会長)
「コラーゲンは、肌のハリ弾力はもちろん、身体の骨や腱、筋膜など、さまざまな生体機関を支えるタンパク質。全身のタンパク質の30%を占めている。コラーゲンを新たにつくり出すことができる量は、20代から40代で50%半減していくといわれている。これが肌や身体のたるみや老化につながっていく」(MTG 松下剛社長)
富士フイルムの写真技術が、世界の女性の肌を支える時代……。MTGと富士フイルムは、この新コラーゲンドリンク「ReFa COLLAGEN ENRICH」の国内販売ではずみをつけ、アジアから欧米へと展開させる構え。「この商品だけにとどまらず、医療分野などへも展開していきたい」(松下社長)という。
この「ReFa COLLAGEN ENRICH」、ワインボトルほどのサイズで、約1か月ぶんの480mLが入っている。1日1回15mL(コラーゲン5000mg)を毎日、続けて飲むというスタイル。
賀来千香子アンバサダー、さっそくひとくち。「すっごくおいしいです。これ、一気にボトルごとのめちゃいそうな感じもしちゃいます。ついつい、飲み過ぎちゃいますね」と。
「味にもこだわりを感じますね。ひとくち飲んだら病みつきになる。フルーティなミックスジュースのような、それでいて高貴な味というか。おいしいし、キレイだし、優雅な気分になれる。大事な人へのプレゼントなどにもいい」(賀来)
40代の急激なコラーゲン不足を、「優雅な気分」で補えるというこの新コラーゲンドリンク。お値段も8800円と、リッチ。8月23日から全国の百貨店や免税店などで発売される。
情報提供元: マガジンサミット