「ワンピ―ス」の絵本と聞くと、西巻茅子様のロングセラー絵本「わたしのワンピース」が頭に浮かぶ方、多いと思います。


 



 


しかし、今回はそのワンピースではなく、「少年ジャンプ」に連載されている日本を代表する大ヒット漫画の「ワンピース」(ONE PIECE)でございます。


 


1997年7月から連載がスタート、コミックス1巻から85巻までの国内での累計発行部数億5000万部超!海外での累計発行部数6600万部超の「ONE PIECE」でございます。


 


えっ「ONE PIECE」って絵本あったっけ…。と思われている方!実は、連載20周年を記念してムック本「ONE PIECE magazine」なるものが先日出版されております。(77日発売の「Vol.1」を皮切りに3ヶ月連続刊行の予定)


 



 


こちらには、作者の尾田栄一郎様のインタビュー、描き下ろしの漫画、カラーイラスト、さらに!兄のエースが主人公の公式ノベライズ「ONE PIECE novel A」も掲載されております。


 


その他にも、様々な企画が満載!ONE PIECEファンにはたまらないムック本になっております。が、その中に!ルフィ、エース、サボの幼少期のエピソードを絵本化した「ONE PIECE picture book 光と闇とルフィとエースとサボの物語」が掲載されております。


 


しかし、それは尾田様が描いているんでしょ!と思っておりましたら、なんと!新進気鋭の絵本作家、長田真作様が描かれているのでございます!読むというより、観て頂きたい、感じて頂きたい!長田ワールドが炸裂しております。


 


ただ、絵本に詳しくない方は、「長田真作」と聞いてもピンとこないのでは。果たして、大役を任された長田真作とはいったいどんな人物なのか…。


 


なんと、去年デビューしたばかりの新人絵本作家。ただし、ただの新人作家ではございません。イケメン俳優、満島真之介様の親友。デビュー作の「あおいカエル」は、絵だけを担当しておりますが、文を担当したのは、満島真之介様の姉で女優の満島ひかり様の元旦那様、石井裕也様でございます。


 



 


肩書だけではございません。描いても凄いんです。絵本界の巨星、五味太郎様が注目!されている逸材でございます(なんと絵本の帯に、「五味太郎が注目」と書かれておりました)。


 


デビューの仕方も半端ありません。2016年3月に「あおいカエル」が出版。その翌々月の5月には、文も絵も担当する「タツノオトシオ」、「かみをきってよ」と、2冊出版。なんと、一気に3冊の絵本を出版!鮮烈なデビューを飾られております。そして、その独特な世界観と抜群の画力は高く評価されております。


 


<写真 「タツノオトシオ」、「かみをきってよ」の表紙>


 


ちなみに、今月(7月)、約1年ぶりに新刊「きみょうなこうしん」が出版されました。


 



「きみょうなこうしん」(作:長田真作)


 


こちらは、三部作の第一弾。8、9月に第2作、3作が出版予定とか。内容は、まさに今旬な「大人絵本」でございます。アートブックでございます。


 


出版社の宣伝文句は、“未知や不思議を求めてやまないあらゆる世代の少年少女に贈る、世界の成り立ちをポップに哲学する「創世記」絵本3部作”。中山ヒデちゃん風に言うと、「シャレオツ」なのでございます。


 


今話題の「大人絵本」に興味のある方は是非一度、長田作品をご体験頂きたい!


(文:NN昌)


 

情報提供元: マガジンサミット
記事名:「 「ONE PIECE」の絵本の作者、長田真作とは何者?