いつだって事件は突然やってきます。

それもこちらが油断しているときに限ってやってくるものです。

夏の天敵“G”は、まさにその象徴ともいえるでしょう。そこで今回は思い出すのも嫌ですが、それでも万が一を想像したら備えずにはいられない、夏場の「G対策」を考えたいと思います。

 

「うちには出ない」という考えをやめること

というのも、大半の人は「うちに限って出ないだろう」と高をくくっているからです。

 

ですが、奴らは数ミリの隙間さえあれば、どこからでも侵入してきます。マンションの上の階だろうが、整理整頓された家だろうが、そんなの関係ありません。ふと部屋の隅に視線を向けたとき、黒い物体がカサカサと動いているっ!!その瞬間、誰もが慌てふためくのです。

 

そのためにも、まずは「出ない」という思い込みを捨てて、「もし出たらどうしよう?」の精神でいることが必要です。

 

殺すか逃がすか、どちらが賢明か判断をしよう

 

「うちにも出る」という意識があれば、見つけたときのショックは少なくて済みます。

 

まずGを見つけたら、殺すか逃がすかの判断をしましょう。なぜなら、この判断が遅れてしまうと、最悪、Gが動き出し、何かの隙間などに逃げてしまいます。室内にいるかどうかわからず、怯え続けるのは嫌なものです。

 

見つけたら、驚くのは我慢して、まず判断する。そうすれば、次のアクションに移れます。こちらの対応が後手後手にならないためにも、5秒前後で決断を下したいところです。

 

手元に武器がないときに役立つ、身の回りのこんなアイテム

殺虫剤は最強の武器です。とはいえ、必ずしも手元にあるわけではありません。むしろ、こちらの準備が整っていないときに限って現れることを考えれば、手元にない状況を想定しておくほうが現実的です。

 

まず遭遇率として高いのが、台所です。台所で効果的な武器といえば、液体洗剤でしょう。筆者の経験上ですが、動きを遅くでき、かつ弱らせることができるので、とっさの武器として使えます。その間にポッドの熱いお湯をかければ、すぐに息の根を止められます。

 

リビングであれば、やはり新聞紙。なければ、捨てることを前提に本や雑誌などがオススメです。叩き潰すのにぴったりの面積や重さもあり、慎重に狙えば外すことはありません。近くに掃除機があれば、壁や天井にいたとしてもサッと吸って、ごみ袋にそのまま入れるだけですみます。

 

また、道具を選ぶ必要はありますが、コップのような被せもので蓋をするのもありでしょう。その間に殺虫剤を取ってくるなど別の手段が取れます。

 

突然家の中にいて、周囲の人間を困惑させるのが夏のGです。いきなり遭遇してパニックにならないためにも、頭の中でつねに予行練習をしておきましょう。くれぐれも相手を見失わないことが肝心です。

 

情報提供元: マガジンサミット
記事名:「 もしも殺虫剤がなかったら…!?夏の天敵“G”対策を考える