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しかも、感染者が10年で25倍になるなど、危険度がどんどん増しているんです。アニサキスは生きた魚に寄生しており、それを食べることで人間に害を与えます。しかし、注意するのはアニサキスだけではありません。
そこで、今回はアニサキスのように人間に害を与えるパラサイトをご紹介したいと思います。
この寄生虫は世界で未だに17例しか報告されていない寄生虫。しかし、そのうち8例は日本で確認されており、最もこの寄生虫にかかりやすい国が日本なんです。この芽殖孤虫、感染経路は不明、致死率100%という恐ろしい寄生虫で、入り込むと体中で増殖し、脳や内臓系を破壊していきます。
想像しただけでも恐ろしい…感染経路が不明なので、まずできる手洗いうがいは絶対にしたほうがいいですね。
寄生虫の原虫として知られているアメーバ。そんな中でも最も恐ろしいのが、このフォーラーネグレリアです。このアメーバに侵入されると、脳を食いつくされてしまうのです。その為、“脳食い”とも言われているほどで、致死率は98%と言われており、助かった例はほぼないのです。
このフォーラーネグレリアは日本にもおり、感染して亡くなられたケースもあるので要注意。水温が高くて消毒されていないような汚い淡水などが危険との事です。
こちらの寄生虫は、“顔ダニ”の事で人のほとんどが持っている寄生虫なんだとか。形はイモムシの様な形をしており、人の皮脂や栄養分をエサにして生きています。ある調査では、成人の97%が宿しているとの事で、ニキビやアトピー、薄毛の原因になるやっかいな寄生虫となっています。
しかし、皮膚の脂肪分を食べてくれるというイイ奴な一面もあるので、脂っこいものの食べ過ぎ、不規則な生活をしない事で、増殖させすぎない事が大事なんだとか。
この寄生虫は、クマや馬、豚の肉にいるもので、豚肉の不完全加熱などで、人体に侵入したりします。感染には段階があり、初めは下痢・発熱などから始まりますが、最終段階に移行すると、全身浮腫、貧血、肺炎、心不全などを引き起こすため、死に至る場合もあります。これからの時期、バーベキューで色んなお肉を食べることもあるでしょうが、くれぐれも注意してください。
ヒラメに寄生する寄生虫で、夏に多く見られる寄生虫だといいます。
なので、夏にヒラメを食べるときには注意してもらいたい寄生虫。寄生されると、食後数時間で、下痢や嘔吐に襲われます。症状は軽度のようですぐに良くなるそうですが、旅行先でなったりしたら、最悪なので、注意しましょう!
ふん便によって感染する寄生虫で、人や動物のふん便を介して人間の体内に侵入します。入り込むと、おびただしい下痢、吐き気、嘔吐が数日続くという地獄に突入。感染経路もちょっと嫌すぎる経路なので、汚染された水だと思われる水は絶対に飲まないことが重要。あと、汚染された食品でも侵入されるみたいですが、こっちは日本ではほとんど発生しなさそうですね。
寄生虫…色々と紹介してきましたが、どれもかかりたくないですよね。考えただけでも寒気モノですが、侵入されたら最悪。これから夏本番。危険度は増すばかり。死に直結するものもあるので、とにかく清潔にすることを心掛けましょう!