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※読者投稿で編纂された『暮しの手帖』第1世紀96 号(1968 年・夏)
こうした「庶民の手による戦中の記録」は非常に珍しく、『暮しの手帖』をモチーフに描かれた朝の連続テレビ小説『とと姉ちゃん』や、映画『この世界の片隅に』でも、制作資料のひとつになっているそうだ。
また、「戦中・戦後の暮し」について自身の体験を綴るのはもちろん、戦後生まれの方にぜひ、“聞き書き”をお願いしたいと同社は話す。「この機会に、ご家族やお知り合いが体験された当時の様々な話をお聞きになって、文章にまとめて、ぜひ暮しの手帖社までお寄せいただきたいです」と、戦後世代の積極的な参加を呼びかけている。
戦中、もしくは「戦後の混乱期」とされる1945(昭和20)~1950(昭和25)年前後。
社会的な事件や著名な人物の記録ではなく、日常の暮らしについての記録やエピソードをより具体的に記してほしいとし「当時の写真や資料があれば、文章と共に送ってもらいたい」とのこと。また写真や資料のみでも受け付けるそうだ。
詳しい内容は、『暮しの手帖』87 号(2017.3.25 発売)、88 号(2017. 5. 25 発売)、89 号(2017.7. 25 発売)の募集要項か、同社のホームページ上で確認することができる。また、ホームページからは「戦中・戦後の暮しの記録」を募集チラシ(PDF)をダウンロードすることができ配布できる。
一人で複数の応募も可能で、未発表作品(営利目的でないブログ・EWBサイト・同人誌での既掲載作は可)を募集している。“聞き書き”原稿は、話し手の方が一人称や三人称の文でも、執筆者が一人称の文でも構わない。
入選者名は2018 年3月24日発売の『暮しの手帖』93 号にて発表予定。入選作は単行本として出版予定であり。また、入選作の何編かを本誌に掲載予定だ。
締切 2017年9月末日。郵送の場合は当日消印有効
郵送の場合は、〒169‐0074 東京都新宿区北新宿1‐35‐20 暮しの手帖社「戦中・戦後の暮しの記録」係
パソコンからの応募は、https://www.kurashi-no-techo.co.jp/70th