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6月は新生活のストレスがピークになる時期。気温の上昇なども伴い、疲れを感じている方もいるのではないでしょうか。そこで、ぐっすり眠って疲れが取れるよう、快眠のコツをご紹介します。どれも今日からできるものばかりなので気軽に試してみてください。
睡眠時の環境を整える前に、まずは日中にできることから取り組んでみましょう。やった方が良いこととやらない方が良いことがあるので、以下でご紹介します。
昼寝は15時までに済ませる
昼寝をした方が作業効率が上がるということはよく知られていますが、昼寝で深く眠ってしまうと夜の睡眠に支障が出てしまいます。起きた後の脳の動きが元に戻るまでに時間もかかってしまうので、昼寝は10分程度に抑えましょう。また、午後早めの時間、15時までに済ませるよう心がけましょう。
夕方以降は強い光を浴びないように
日光は体内時計を調整するうえで重要な働きを担っています。朝起きた時に日光を浴びると寝起きがよくなりますが、一方で眠る時には光を浴びないようにすることが大切です。夕方以降は徐々に暗い環境に体を慣らしていきましょう。遅い時間は、コンビニなどの店の明かりも避けたいところです。
眠る1〜2時間前までに入浴を
睡眠の1〜2時間前までに入浴を済ませた方が良いということもしばしば言われていますが、これは体温の変化が理由です。入浴時に上がった体温が下がり始める頃に眠気が強くなるという仕組み。そのため入浴から睡眠までは少し時間を空けた方が良いのです。
続いて、実際に寝る時の体勢や寝室の環境を整える方法をご紹介します。
腰が痛い時は腰にタオルを腰に巻く
寝ている時の腰痛が気になって寝られない、あるいはすぐに起きてしまうという人も多いのではないでしょうか。就寝時の腰痛はタオルひとつで軽減することができます。バスタオルを腰からお尻にかけてバスタオルで固定するように巻きつけましょう。すると筋肉の緊張がやわらぎ、腰痛も緩和されます。
室内の適温は25度前後
これからの時期は、暑くて寝られないというケースも起こるでしょう。しかし、ただ室温を下げれば良いわけではありません。夏場の室内は25度前後が適温、冬は12度前後が適温です。就寝後2〜3時間後には切れるようにタイマーをセットしてから眠りましょう。
さまざまな快眠法をご紹介しましたが、たくさん寝れば良いというわけではありません。睡眠時間が長すぎても健康に害を及ぼすことがあるのです。
1日に7時間程度の睡眠を摂っている人の死亡率は低く、それより短い人の死亡率が高いという研究結果があります。さらに同研究によると、長過ぎる人の死亡率も高くなっているという結果が見られたのです。
深く眠ると目覚めがスッキリするのに対し、ダラダラと浅い眠りを続けると目覚めが悪く、その後も睡魔に襲われることになります。休日に寝溜めを試みて1日中だるくなるのはこのためです。休日であっても、普段の起床時間の2時間前後には起きるようにしましょう。
睡眠のためにいいと言われていることでも、時間や程度に気をつけないと逆効果になってしまいます。上記でご紹介したテクニックを使って、今晩から快眠生活をはじめましょう。