東京都では現在、住民の方々が金銭面でのトラブルに巻き込まれないよう様々な取り組みを行っています。今回は、現在実施されている取り組み「高齢者悪質商法被害防止キャンペーン月間」と無料特別相談「多重債務110番」について紹介していきます。


高齢者に多い消費者トラブルに注意


令和7年度の消費生活相談概要によると、高齢者からの相談件数は5万件を超えており増加傾向にあるそうです。


昨年度と比較して急激に増加した相談内容として、クレジットカードの解約や暗号資産投資詐欺などの「キャッシュレス関連サービスに関するトラブル」、インターネット回線やプロバイダの解約などの「インターネット通信サービスに関するトラブル」、賃貸アパート・マンションの修理費や敷金の返還などの「レンタル・リース・貸借に関するトラブル」があげられます。



また、特に高齢者に多いトラブルとして、無料点検を口実に自宅を訪問し高額な工事や契約を迫る「点検商法」、気が付かずに継続してお金がかかる定期購入の契約をしてしまう「通信販売トラブル」、利用した覚えのない料金を名目に金銭や個人情報を要求される「架空・不当請求」などがあります。


高齢者悪質商法被害防止キャンペーン月間



「東京都消費生活総合センター(03-3235-1155)」では、商品購入やサービス利用の際に生じる販売方法、契約内容のトラブルなどといった消費生活に関する相談を受け付け、解決のための助言を行なっています。


そして、東京都および関東甲信越ブロックは共同で9月を「高齢者悪質商法被害防止キャンペーン月間」とし、取組を強化。ポスターの掲出やリーフレット・ステッカーの配布、交通広告の実施などを行っています。


また、9月28日〜30日の午前9時〜午後5時の期間、「高齢者被害特別相談」を東京都消費生活総合センターにて実施。都内区市町及び消費者団体でも「高齢者被害特別相談」を実施します。詳しくは下記URLをご覧ください。


https://www.shouhiseikatu.metro.tokyo.lg.jp/center/campaign/kourei_press.html


その他にも、消費者トラブルにあわないための情報などを人気の講師陣が語る「楽しみながら学ぶ暮らしの連続講座」や、福祉・介護事業者、老人クラブなど、様々な立場で高齢者を見守る方々を対象に悪質商法の手口や発見時の対応などの情報を提供する「高齢者見守り人材向け出前講座」といった取り組みを実施しています。


「楽しみながら学ぶ暮らしの連続講座」 URL:https://www.shouhiseikatu.metro.tokyo.lg.jp/manabitai/koza/center/renzoku260730.html


「高齢者見守り人材向け出前講座」 URL:https://www.shouhiseikatu.metro.tokyo.lg.jp/manabitai/de_koza/kourei.html


借金返済でお困りの方を対象とした無料特別相談「多重債務110番」



東京都では「多重債務問題は専門家に相談することで必ず解決する」ことを広く周知し解決に導くため、令和8年9月7日(月曜日)・8日(火曜日)の期間に無料特別相談「多重債務110番」を実施します。


「多重債務110番」では、弁護士、司法書士、法テラス、東京都生活再生相談窓口から派遣された専門家やカウンセラーが無料で相談を受け付けます。(相談は都内在住・在勤・在学の方に限ります)


日時:令和8年9月7日(月曜日)・8日(火曜日)(受付:9時から17時まで)


場所:東京都消費生活総合センター(飯田橋)


電話:03-3235-1155


「多重債務110番」では予約不要の来所相談も受け付けています。


場所:東京都新宿区神楽河岸1-1 セントラルプラザ16階

   ・JR飯田橋駅西口

   ・東京メトロ東西線、有楽町線、南北線、都営地下鉄大江戸線「飯田橋駅」B2b出口


都内区市町村や法律専門相談窓口等でも無料相談を実施します。(下記参照)



現在、高齢者を狙った悪質商法や借金返済について悩みがある方は、相談することを考えてみてはいかがでしょうか。

情報提供元: マガジンサミット
記事名:「 東京都が現在増加している高齢者を狙った悪質商法や多重債務を解決するための取り組みを実施