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8月29日(現地時間)、アリゾナ州テンピのマレット・アリーナで開催された世界最高峰のスケートボードコンテスト、ストリートリーグ(Street League Skateboarding以下SLS)テイクオーバー大会で織田夢海(19歳)が優勝。

織田は2024年8月31日に行われたSLS APEX大会以来2年ぶりの優勝となった。

2位に伊藤美優(19歳)、3位に吉沢恋(16歳)が入り、日本勢が表彰台を独占。

4位には赤間凛音(17歳)が続いた。





 


 

 



 

 


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男子は今大会の特徴的なセクションを攻略した、アメリカのブレイデン・ホーバン(25歳)が優勝し、自身通算2度目のSLS優勝トロフィーを獲得。

2位はブラジルのフィリペ・モタ(19歳)、3位には根附海龍(23歳)が表彰台入りを果たした。


SLSは2010年、アリゾナ州グレンデールで第1回大会が開催され、この時はナイジャ・ヒューストンが制している。

今大会、ナイジャの結果は6位だったが、SLS黎明期からトップを走り続け、当時のライバルたちが第一線を退く中、16年の時を経て31歳となったレジェンドの滑りに会場は熱気に包まれた。


SLSは人気、実力ともに世界中から選ばれたトッププロのみが出場できる、世界最高峰の大会。年間を通してアリーナ大会とテイクオーバーイベントが開催され、今大会は今季4戦目にあたる。

SLSポイントランキング上位の選手は、最終戦となる12月のスーパークラウンへの出場権を手にすることができる。


【SLSテイクオーバーのルール】





 


 

 



 

 


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●SLSテイクオーバーイベントは、コース内の自由な場所で1発技を行うシングルトリック(五輪でいうところのベストトリック)を7本行い、上位3本の合計得点で順位が争われる(1トライにつき10点満点で採点)。

合計得点が同点の場合は、点数が高いトリックを決めた方が上位になる。


●判定は3人の審査員によって行われ、10点満点方式で採点。

※9点台のトリックはナインクラブと呼ばれ、称賛される。


●男子はワイルドカード枠が2つ用意されており、ワイルドカードジャムで勝ち上がった2人が決勝に出場できる。

12人が4人ずつ3グループに分かれて行われ、1グループ2分30秒間順番にトリックを行う。

各グループの1位と、ジャッジが選出した1人の合計4人がラウンド2へと進む。

ラウンド2は、ラウンド1を首位で通過した選手が対戦相手を選び、1対1で戦うタイマン形式(トリックを3トライ)。

残った2人もタイマン形式で競い、最終的に勝ち上がった2人が本戦への出場権を手にする。


●今後は10月3日にフランス・パリでアリーナ大会、11月14日に日本の有明でアリーナ大会、12月12日から13日にブラジルのサンパウロでスーパークラウンが予定されている。

※8月30日時点での情報、特にスーパークラウンの日程は度々変わっているので要注意。


SLSテイクオーバー2026テンピ大会の映像(ワイルドカードジャムは無料配信、決勝はプレミアム会員のみ)


https://rumble.com/v7ee6ag-sls-tempe-takeover-watch-live-august-29-2026-.html


【今回もタンパアマ王者が制した/ワイルドカードジャム】





 


 

 



 

 


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男子のみ設けられているワイルドカードジャムは、アメリカのタイソン・バワーバンク(31歳)とアリゾナ州フェニックス出身のレーザー・クロフォード(20歳)が勝ち上がり、SLSテイクオーバー本戦出場の切符を手にした。


レーザー・クロフォードは世界的なアマチュアスケーターの登竜門となるTAMPA AM(タンパアマ)2023大会の優勝者。

ちなみに前回のテイクオーバーリオデジャネイロ大会ワイルドカードジャム勝者のアブナー・ピエトロもタンパアマ2025大会の優勝者である。


【日本勢による乱打戦/女子決勝】





 


 

 



 

 


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女子決勝。

日本からは吉沢恋、赤間凛音、伊藤美優、織田夢海がエントリー。

他には地元テンピ出身のペイジ・ハイン、昨年行われたセレクトシリーズを勝ち上がったブラジルのマリア・ルシアの6人で争われた。


以下、上位3人のトリックを紹介。

※()内は合計得点。


[1本目]

伊藤

ギャップtoレッジで、バックサイド5-0グラインドをメイクし5.2点。

吉沢

ギャップtoレッジで、バックサイドスミスグラインドをメイクし6.5点。

織田

ギャップ越えのキックフリップをメイクし6.6点。


[2本目]

伊藤

ギャップ越えのキックフリップを狙ったが失敗(5.2)。

吉沢

ハバレッジで、バックサイドテールスライド ショービットアウトを狙ったがミス(6.5)。

織田

ハバレッジで、キックフリップ バックサイド50-50グラインドをメイクし6.2点(12.8)。


[3本目]

暫定6位、伊藤

ギャップ越えのキックフリップをメイクし6.7点(11.9)暫定2位につける。

暫定6位、吉沢

ハバレッジで、バックサイドテールスライドをメイクし5.2点(11.7)暫定3位に。

暫定2位、織田

ハバレッジで、キックフリップ バックサイド5-0グラインドを狙うが失敗(12.8)。


[4本目]

暫定4位、伊藤

キンクハバレッジで、バックサイドノーズスライドをミス(11.9)。

暫定5位、吉沢

こちらもキンクハバレッジで、バックサイドノーズスライドを狙ったがミス(11.7)。

暫定3位、織田

ふたたびハバレッジで、キックフリップ バックサイド5-0グラインドを狙うが失敗(12.8)。





 


 

 



 

 


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[5本目]

暫定4位、伊藤

ふたたびキンクハバレッジで、バックサイドノーズスライドを狙うがミス(11.9)。

暫定5位、吉沢

キンクハバレッジで、バックサイドノーズスライドをメイクし6.7点(18.4)暫定首位に浮上。

暫定4位、織田

三たびハバレッジで、キックフリップ バックサイド5-0グラインドを狙うが失敗(12.8)。


[6本目]

暫定5位、伊藤

三たびキンクハバレッジで、バックサイドノーズスライドを狙うがミス(11.9)。

暫定首位、吉沢

キンクハバレッジで、バックサイドノーズスライドから270ショービットアウトを狙うがミス(18.4)。

暫定5位、織田

ここでキックフリップ バックサイド5-0グラインドをハバで決めて6.5点(19.3)。

暫定2位の吉沢を0.9点上回り、首位に立つ。





 


 

 



 

 


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[7本目]

暫定6位、伊藤

ここでバックサイドノーズスライドをキンクハバで決めきり6.8点(18.7)。

最下位から一気に2位に浮上。


暫定3位、吉沢

ふたたびキンクハバレッジで、バックサイドノーズスライドから270ショービットアウトを狙うが失敗(18.4)。

織田のラストトライ

ギャップ越えのノーリーキックフリップは失敗に終わったが、6本目までの得点で優勝が確定。見事2年ぶりとなるSLS優勝トロフィーを手にした。


【難セクションを制したのは/男子決勝】





 


 

 



 

 


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男子決勝。

日本からは根附海龍がエントリー。

ワイルドカードジャムを勝ち上がった、アメリカのタイソン・バワーバンクとアリゾナ州フェニックス出身のレーザー・クロフォード、ブラジルのフィリペ・モタとカナダのマット・バージャー。

アメリカからナイジャ・ヒューストン、ブレイデン・ホーバン、ジェイク・イラーディ。

そして開催地のアリゾナ州テンピに近い、スコッツデール出身のジャガー・イートンと、チャンドラー出身のダショーン・ジョーダンが出場。


以下、上位3人のトリックを紹介。

※()内は合計得点。


[1本目]

根附

ダブルセットのステアをバックサイドヒールフリップで飛び越えて8.7点。

ブレイデン・ホーバン

ギャップtoハバで、バックサイドノーズブラントスライドをミス。

フィリペ・モタ

キンクハバで、バックサイドKグラインド ノーリーキックフリップアウトを狙うがミス。





 


 

 



 

 


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[2本目]

根附

ダブルセットのステアで、バックサイドレイトビッグスピンを狙ったがミス(8.7)。

ブレイデン・ホーバン

ギャップtoハバで、バックサイドノーズブラントスライドをメイクし8.8点(8.8)。

フィリペ・モタ

キンクハバで、バックサイドKグラインド ノーリーキックフリップアウトをメイクし8.9点(8.9)。


[3本目]

暫定4位、根附

ダブルセットのステアで、バックサイドレイトビッグスピンをメイクし、この日最初のナインクラブとなる9.2点を獲得して暫定首位に(17.9)。

暫定4位、ブレイデン・ホーバン

ギャップtoハバで、キックフリップ バックサイドKグラインドをメイクし8.8点(17.6)暫定2位につける。

暫定4位、フィリペ・モタ

ギャップtoハバで、ヒールフリップ バックサイドテールスライドをミス(8.9)。


[4本目]

暫定2位、根附

ギャップ越えのビッグスピンフリップをメイクし7.8点(25.7)暫定首位に立つ。

暫定3位、ブレイデン・ホーバン

ギャップtoハバで、キックフリップ フロントサイドノーズグラインドをメイクし9.0点(26.6)ここで暫定トップに立つ。

暫定4位、フィリペ・モタ

ふたたびギャップtoハバで、ヒールフリップ バックサイドテールスライドを狙うがミス(8.9)。


[5本目]

暫定2位、根附

キンクハバで、バックサイドKグラインド ノーリーキックフリップアウトを狙ったがミス(25.7)。

暫定首位、ブレイデン・ホーバン

ギャップtoハバで、キックフリップ バックサイドノーズブラントスライドを狙ったがミス(26.6)。

暫定5位、フィリペ・モタ

ギャップtoハバで、ヒールフリップ バックサイドテールスライドを決めて9.3点(18.2)暫定4位に浮上。





 


 

 



 

 


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[6本目]

暫定2位、根附

ふたたびキンクハバで、バックサイドKグラインド ノーリーキックフリップアウトを狙ったがミス(25.7)。

暫定首位、ブレイデン・ホーバン

ギャップtoハバで、キックフリップ バックサイドノーズブラントスライドをメイクし、この日最高得点となる9.5点(27.3)。

暫定4位、フィリペ・モタ

ギャップtoハバで、バックサイドノーズブラントスライドをメイクし8.8点(27.0)暫定2位につける。


[7本目]

※ラストは順番が下位の選手からに変わる。

暫定3位、根附

最後もキンクハバで、バックサイドKグラインド ノーリーキックフリップアウトを狙ったが失敗に終わる(25.7)。

暫定2位、フィリペ・モタ

ギャップtoハバでのトリックをミス(27.0)。


ブレイデン・ホーバンのウイニングラン

ギャップtoハバで、キックフリップからのトリックをミス(27.3)。





 


 

 



 

 


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今大会の難コースを攻略したブレイデン・ホーバンが見事優勝。

唯一、ダブルセットのステアを攻略した根附海龍が、3位で表彰台入り。

SLS最多優勝を誇るナイジャ・ヒューストンや、パリオリンピック銀メダリストのジャガー・イートンは今回のコースに苦戦し、表彰台入りを逃した。


【テイクオーバー2026テンピ女子リザルト】





 


 

 



 

 


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1位 織田 夢海(日本)–19.3

2位 伊藤 美優(日本)–18.7

3位 吉沢 恋(日本)–18.4

4位 赤間 凛音(日本)–17.2

5位 マリア・ルシア(ブラジル)–15.0

6位 ペイジ・ハイン(アメリカ)–14.6


【テイクオーバー2026テンピ男子リザルト】





 


 

 



 

 


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1位 ブレイデン・ホーバン(アメリカ)–27.3

2位 フィリペ・モタ(ブラジル)–27.0

3位 根附 海龍(日本)–25.7

4位 レーザー・クロフォード(アメリカ)–23.6

5位 ジャガー・イートン(アメリカ)–17.0

6位 ナイジャ・ヒューストン(アメリカ)–16.7

7位 タイソン・バワーバンク(アメリカ)–8.6

8位 マット・バージャー(カナダ)–8.4

9位 ジェイク・イラーディ(アメリカ)–8.2

10位 ダショーン・ジョーダン(アメリカ)–0


文 小嶋勝美

スケートボード放送作家のスケーター

情報提供元: マガジンサミット
記事名:「 【SLSテイクオーバー2026テンピ】織田夢海が2年ぶり優勝!女子は日本勢が表彰台独占、男子はブレイデン・ホーバンが制し根附海龍は3位