株式会社ファミリーマートが1月8日、都内にて2025年の恵方巻に関する新商品発表会を開催。和食の名店「賛否両論」店主・笠原将弘氏と「柿安」料理長・長尾英則氏が登壇し、それぞれが監修した恵方巻へのこだわりを語った。

全国のファミリーマートおよびファミペイWEB予約では、2024年12月20日から恵方巻の予約を開始。今年は昨年よりも予約締切を延長し、1月28日9時までの予約で1月31日・2月1日に、1月30日9時までの予約で2月2日に商品を受け取れるとのこと。これにより消費者の予約機会を増やし、発注精度の向上と廃棄量削減を目指している。

2024年の恵方巻販売状況について、商品本部デリカ食品部米飯グループマネジャーの白戸栄良氏は「中価格帯の商品が好調だった」と説明。そして2025年は前年より1品多い7種類の恵方巻とスイーツ4種類を展開し、価格帯は450円から2000円と幅広く設定されると発表した。

また、定番である3種類の恵方巻については中身と価格が見直された。『恵方巻』は具材を変更せずに20円値下げし、550円で販売。『海鮮恵方巻』は新たに海老、『サラダ恵方巻』には海老マヨネーズ和えが追加され、どちらも据え置き価格で販売される。白戸氏は「物価高の影響はありますが、ファミリーマートでは縁起物である恵方巻をより多くのお客さまに楽しんでいただけるよう、うれしい価格でご提供しています」と語った。

イベント後半では、「賛否両論」店主の笠原氏と「柿安」料理長の長尾氏が登場。それぞれが監修した恵方巻の試食会が行われ、来場者の注目を集めた。

「賛否両論」が手掛けた「絶品海鮮恵方巻」は、まぐろのたたき身、三陸産サーモン、炙り金目鯛、油揚げ煮など、こだわりの具材をふんだんに使用。笠原氏は「具材の旨みを引き立てるために特製の出汁を使いました。贅沢な海鮮の旨みを存分に楽しんでほしい」とコメントした。

一方、「柿安」が監修したのは「牛めし恵方巻」。長尾氏は、黒毛和牛と相性の良いごぼうや白滝を巻いた贅沢な一品について「肉の旨みを最大限に引き出すため、何度も試作を重ねました」とそのこだわりを語っていた。

これらに加え、予約販売限定でゲーム「刀剣乱舞ONLINE」とコラボした「『刀剣乱舞ONLINE』2種の恵方巻」も登場。山姥切国広・山姥切長義の二振りをイメージした2種の恵方巻を特製デザインボックスに入れ、恵方包み2枚をセットにしており、予約は1月28日9時までで、数量限定で販売される。

情報提供元: マガジンサミット
記事名:「 ファミリーマート2025年恵方巻、新作発表会開催!名店監修の味わいとこだわり